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さな(1歳) 私は、お兄ちゃん お母さん お父さん 自分 の 四人家族で暮らしていた
健介
健介
さな
お兄ちゃんと私は7歳離れている
だけどいつも仲良く遊んでくれた
お母さん
健介
健介
さな
一見幸せそうに見えるけどそうではなかった
お父さん
健介
さな
お父さん
その後もお父さんは怒鳴り続け
どこかへ行くと
さなはお父さんが怖くなって泣いてしまった
さな
お父さん
お兄ちゃんは悪くないのに…
ボン
お父さんはお兄ちゃんの頭を蹴った
その光景は今でも覚えている 忘れたいのに
健介
さな(3歳) そして…
お母さん
お父さんはお兄ちゃんだけにではなく、お母さんにも蹴ったりものを投げたりしていた
お母さん
そして、耐えきれなくなり逃げ出す事になった
お母さんとお兄ちゃんと一緒に
私はいつも通りどこかへお出かけに行くだけだと思っていたけど違った
施設的なものに着いた
そこで数日間か過ごした
それから違う都道府県へ行った
お兄ちゃんは小学生。
小学生の間に2回引越し
合計3ヵ所の小学校に行った
そして、お父さんにバレないように名前も変えた
本名じゃない自分にだいぶ違和感があった
本名じゃない名前で呼ばれ返事しなければならない
まだ3歳だったからよく分からなくて
あんまりストレスは感じなかったけれど
お兄ちゃんはストレスが溜まり
激太りした
さらに暴力的になってしまった
その生活が1年続き
おじいちゃんおばあちゃんの家に引っ越した
少し生活が楽になり助かった
だけど、6年後… さな(10歳)
また危機が訪れた
おじいちゃん
「離婚」という言葉に私は胸が痛くなった
おばあちゃん
離婚の話してるのかと思い
本気50%冗談50%で
さな
と、聞いた
おばあちゃん
さな
その言葉を聞いた瞬間も、また胸がすごくすごく痛くなった
その日の夜はおばあちゃんとおじいちゃんが本当に離婚しておばあちゃんが家を出ていく夢を見た
そして1ヶ月後
おばあちゃん
料理、洗濯(1部)、お迎え、捜し物、掃除、仕事 など…
おばあちゃんがやってくれた事はたくさんある
もう70後半の年齢だったし心配だしこっちも生活リズムが崩れてしまう。
しかし、おばあちゃんは行ってしまった
お母さんは夜遅くまでお仕事、おじいちゃんも同じく
なので、私がいつも学校から帰ってきたらおばあちゃんがいたはず、ご飯も作ってくれた
おばあちゃんに怒った時もある
おばあちゃんになんでもかんでも働かせたことだってある
だけど、いざ居なくなると本当に大変
だけど、私とお兄ちゃんでご飯を作ったり
私は洗濯や掃除なども
学校、習い事と両立しながら頑張ってきた
でも、友達が「春休みにお父さんとお母さんでおじいちゃんおばあちゃんの家に行くんだ!」と言うような言葉を聞くと
毎回胸が痛くなり、泣きたくなった
普通の生活を過ごしたかった
だから、
さな
と、胸に誓った