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3side
オフの日が珍しく被った今日。 2人でゆっくりイチャイチャできると思っていたのに目を覚ますと、横に海の姿は見当たらなかった。
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おかしく思った俺は、ベットから体を出して寝室の扉を開ける。 寒くなってきた朝には海は必須なのに、リビング、キッチン、トイレ、どこを見ても海の姿はなかった。
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不思議に思って携帯を見たら、1通のメッセージがあった。海からだった。
『この通知で起こしたらごめんね。急用で今は会社にいて、帰ってくるのちょっと遅くなりそう💦』
安心した反面寂しい気持ちにもなった。 たまにの休みくらいは俺と一緒にいてほしかった。けど、これは仕方ないことで海のせいじゃないから…。 俺は『おっけー』と当たり障りのない返信をして、携帯を伏せた。
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朝ごはん作り中
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ぱくっモグモグ
海のいない朝ごはんは、味を感じなかった。 塩胡椒が足りないとか味が薄いとかじゃないけど、なにか味気ない。やっぱ海がいないからかな…。
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結局、食べているだけの食事になってしまった。 この後なら海は俺との時間をとりにくるはずなのに、今は空虚な空気しか見当たらない。
何もやる事が無いので、俺は寝室に戻って時間を潰そうと考えた。
ガチャ
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目覚めた時は海がいない事だけしか考えていなかったが、今考えると仕事に行っているんだから、そりゃスーツに着替えるよな。 俺は無意識に海の服に手を伸ばして、匂いを嗅いでいた。俺の大好きな匂い。
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俺は自分の欲に逆らえず、海のパジャマをこっそり着てみた。身長は同じなのに海の方がガタイが良いので、手が少し隠れてしまう。 けど、それがまた嬉しい。もうすでに温もりはなくなっているが、俺の心はぽかぽかと暖かくなっていた。
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俺はそのまま海のベットに寝転び、ゲームをした。 何回も、勝って負けてを繰り返していくうちに、瞼がだんだん重くなっていることに気がついた。ベットに入るといつもこうなる…、
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数時間後
海side
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仕事から帰ってきたら稜雅が俺の服と枕使って寝てるんだけど、可愛すぎかよ。
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稜雅の頬をつんつんと触ると眉間に皺を寄せ、低めの声で唸る。
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俺の心は見事に撃ち抜かれて、布団の上からだいしゅきほーるどしたり連写したりとやりたい放題。無論、こんなことをやっていると、稜雅さんの目も覚めてくる。
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赤ちゃんのような拙い言葉で俺を確認する稜雅の姿に、完全に心を掴まれた。
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布団を頭まで被ってしまった稜雅さんをからかうようにして、布団を引き剥がすと、稜雅さんは耳を真っ赤にして水分多めのお目目で俺を睨んでいた。
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午後18:00 中途半端な時間に俺は二度寝、稜雅は三度寝を一緒にしました。稜雅の幸せそうな顔が目覚めた後でも忘れられなかったのは秘密。
主
主