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なぁ、

あ?

黙って金稼いでろ

どうにも名家とは言えない状況だったけど…

…カチャンッ……

…え……

渡されたのは

刀だった

…は?

サリバン

狐神家に伝わるものだと言っていた

サリバン

その子が言うには、

サリバン

知りたいことがあるなら…

"神社に来な"

わからない、

でも、知ってる。

サリバン

!!

神楽様…かな?

サリバン

…笑

うん、そうだよ

何故か神社の場所も知っていた

導かれるように進み、気づいたら神社の前、

トコトコ…

!!

シャンッという鈴の音が響く

やぁ、

君があたしに仕えてるって奴か?

…恐らく、神楽様。

狐火 神楽(きつねび かぐら)

…確か、天狐様でしたっけ

お、知ってんのか

神社の中から聞こえる声、

顔は上半分を狐面で覆っていてわからない、

なら話は早いな

…知りたいこと、それはズバリ

家系のことだろ?

えぇ、

…狐神家は魔界の名家ということは知っているね

はい

君は人間界に生まれた極めて稀なケースで、

本当の居場所は魔界(ここ)だ。

あと…

…今後、君の親族が迎えに来る。

だが、その誘いには乗るな。

絶対だ

え、

オリアス

あ、いたいたラッキー!

エイト

雅〜

エイト

帰るよ〜

…ぁ、う、うん、

ツムル

どうしたの?

…ちょっと待って、

???

今のことは秘密よ

???

あたしとの約束ニコッ

面越しに見える、長いまつ毛に、パッチリとしたツリ目、

赤いアイシャドウ、白い肌、

金糸の美しい頭髪、狐の耳、

几帳結びの赤い髪飾りに、巫女服

その一瞬の出来事でも、目を奪われる程美しい

ツムル

…大丈夫?

!!

ご、ごめん…

見えていない、?

思考を中断して切り替える

…行こっか、

あたしは上手くやっていけるのだろうか、?

魔界に転生とかありえない!!

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43

コメント

2

ユーザー

やばっ!おもろすぎるんだけど!

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