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あのね、

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あのね、

1 - あのね、

♥

91

2019年05月06日

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昨日ねお父さんが死んだんだ

潰れてた

周りから見たら誰だかも分からなかったと思う

でも僕には分かったよ

家族だもん

今日ねお母さんが死んだんだ

僕達のご飯を貰いにいってたらね

お母さん動けなくなってた

僕助けようとしたんだ

でもね

お母さん「逃げなさい」って言ったんだ

だから僕ね

泣くのを堪えて家に走ったんだ

お姉ちゃんにお母さんが死んじゃった事を話したんだ

そしたらね

「仕方がないよ」って言ってたんだよ

酷いよ

それからはお姉ちゃんと一緒に頑張って生活してたんだ

ある日ね

お姉ちゃんと一緒に歩いてたら

ドンッッドンッッ!!!!

っていう地響きがしたんだ

だから僕達ね

頑張って走ったんだ

でも斜め前に走ったお姉ちゃんが潰された

ベシャって

僕怖かった

どうして僕達をいじめるの?

何も悪い事してないよ?

逃げながら考えてたんだ

ふと上を見たらね

何かとても強い力で叩かれたんだ

おかげで茶色い綺麗な羽が壊れちゃった

どうしてくれるんだ

立派な触覚も折れちゃった

頑張って逃げようとした

そしたら

シューーッって音がしたんだ

匂いもした

お母さんが動けなくなってた時に周りにチラついてた匂い

風が当たったんだ

でも普通の風じゃなかった

とってもとっても痛くて

ずっと叩きつけられてる感じ

僕ね

最後の力を振り絞って犯人の顔を見ようとしたんだ

そしたら

僕自身も潰されちゃったんだ

解説者

話を読んでいて分かって人もいるかも知れませんが

解説者

僕は「ゴキブリ」です

解説者

普段私達が彼等達を殺している時に

解説者

こんな事を考えていたのかもしれません

解説者

あとお願いが1つあります

解説者

うp主に❤をあげてくれませんか?

解説者

あの人自身のモチベーションにも繋がると思います

解説者

でも読んでくれただけでも有難いです

解説者

では、また次の機会があれば お会いしましょう

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