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フェニックスワンダーランド ーワンダーステージー

たい焼き食べるの早くないか…?

えむ

そうかなー?美味しいからすぐ食べちゃうんだよね。ゆっくり食べるとそわそわしちゃうっていうか…

好きなものは先に食べるタイプなんだな!

えむ

うーん、よく分からないけど…多分そんな感じ!

司とえむが楽しそうにワンダーステージの観客席で話している。

今日の公園は夕方からなので周りに観客は誰も居ない。

楽しそうだね。

寧々

気まずいって話だよね…?

多分、たい焼きのおかげだろうねぇ。

寧々

たい焼きかぁ。

寧々

類、どうしたの。

…いや、なんでもないよ。

寧々

ふーん。

寧々

あ、そろそろ行かないと。

そうだね。

類は「たい焼き 食べ方 恋愛」と書かれているスマホのサイトを閉じた。

寧々

(半分に割って頭から食べる人は天真爛漫さがあってムードメーカーになることもあるけど、涙もろい_____か。)

(頭から食べる人はロマンティックで傷つきやすい、でも一途なタイプ_____。)

寧々(頑張れ、えむ。) 類(司くんならいけるさ。)

2人はそんなことを考えながら司とえむの元へ向かった。

あ、類!

類と寧々が入口からやってくる。

えむ

寧々ちゃーん!

ふふ、会話は弾んだかい?

ま、まぁまぁだな!うん…

えむ

う、うん!まぁまぁかなー?

寧々(絶対なんかあった…。) 類(なにかあったね、これは)

それより2人に提案があるんだ。

なんだ?

類は時計を見る。

今日の勇者とドラゴン使いの公演は5時半からで今はまだ2時前だ。

3時から練習をすれば全然間に合う。

まだ今日の公演の練習まで1時間はあるんだ。

だから次は女子と男子に別れてここを少し散歩と言う感じでどうかな?

そ、それはいい提案だな!

えむ

う、うん!実にわんだほーい!だね!

司(さっき、散歩したんだがな!) えむ(さっきお散歩しちゃったよー!)

寧々

えむ、どこ行く?

えむ

え、えっとー、寧々ちゃんの好きなところに合わせるよー?

寧々

私はどこでもいーの。えむはどこがいいの?

えむ

それじゃあ、

えむ

観覧車かなー?

な!俺達も乗ろうとしていたのに!?

いっそのこと一緒に乗ろうか。

寧々

うん、そうしよ。

えむ

それじゃ、れっつごー!

4人は観覧車に向かうことにした。

えむ

着いたー!

えむ

乗ろう乗ろうー!

寧々

ちょっ、えむ!?

えむは寧々を引っ張って先に乗って行ってしまった。

僕達も行こうか。

あぁ。

類達も少し遅れて観覧車に乗った。

ー観覧車の中ー

綺麗だね。

あぁ!俺は夕方の観覧車しか乗ったことが無かったが、昼間の観覧車もまた違う景色が見えていいな!

それで、司くん。

僕になにか言いたいことでもあるのかい?

その…

折角類がチャンスをくれたのに俺は気持ちを伝えられなかったんだ。

うん、知ってるよ。

な!?

2人の状態を見たらわかるさ。

でも何かはあったみたいだね?

あ、あぁ。

これを見てくれ。

これは_____。

_____えむくんの笑顔?

あぁ。

えむが「司くんのおかげでみんなと会えたからありがとう!」とか言って…すっごい嬉しそうに笑っていたから撮らせてもらったんだ。

(ほんとは許可なんか取ってないんだがな…)

えむくんの笑顔を撮る…ふふ、司くんえむくんのことすごい好きなんだね。

な、な!?

ま、まぁ…確かにそうかもな。

ふふ、それじゃあ2人の話を隅々まで聞かせてもらおうかな?

え?

教えて貰えないならこの写真寧々とえむくんに送ろうかな。

わ、わかった!わかったからスマホ返してくれ!

ふふ、楽しみだねぇ。

うっ…。

司は知らない。

類が寧々にさっきのえむの写真を送ったことを。

そんなことも知らずに司は類に2人の時の出来事を話すのだった。

えむ

わー!寧々ちゃん見てー!

寧々

見てる。

窓を覗くとフェニックスワンダーランドのアトラクションが小さく映っている。

そこのアトラクションで子供たちが楽しく遊んでいるのが時々見える。

えむ

寧々ちゃん寧々ちゃん見て見て!綺麗!

寧々

見てるってば…

えむ

綺麗だねー!

寧々

…うん。

この前見た、フェニックスワンダーランド全体を赤く染める夕日は無いが、昼間の太陽がフェニックスワンダーランド全体を囲んでいるみたいで十分綺麗だ。

えむ

ねぇねぇ、寧々ちゃん。

寧々

ん?

えむ

あたしね、

えむ

えむ

司くんになにかしたのかなぁ?

寧々

え?

えむ

あのねあのね、司くんと2人で話そうとしたら緊張でどうしても話せないんだー。こうやって寧々ちゃんとだと話せるのにー?

寧々

うーん…

寧々

(えむ…鈍感過ぎない…?確か自分の気持ちには気づいているんだよね?でも自分が何かしたせいでギクシャクしてると思っちゃってる…)

寧々

えむ。

えむ

なーに?

寧々

この前も聞いたけど、

寧々

えむは司のことどう思ってるの?

えむ

えっと、

寧々

うん。

えむ

あたし、

えむ

えむ

司くんのことが好き!

寧々

…!うん。

えむ

司くんと居るとね緊張してお顔が太陽みたいになったりね、司くんと食べるたい焼きはいつもより甘く感じたんだ!だからこれが…恋…?なのかなって…思ったの…。

寧々

ふふ、恋かどうかはこれから確かめていけばいーの。

寧々

えむ、頑張ろうね。

えむ

…うん!

えむ

やっぱ、寧々ちゃんに言ってよかったー!

寧々

ちょっ、暴れないで…!?

えむ

あ…もうすぐ終わりだね。

寧々

何言ってんの。

えむ

ふぇ?

寧々

わたしたちの公演はまだ始まってすらいないんだからね?

えむ

…!!

えむ

うん、そうだね!!(ニコー)

ブーブーブー

寧々のスマホが鳴った。

寧々

(…なんだろう。)

寧々

(…)

寧々

(「司くんが隠し撮りしたえむくん。えむくんには内緒でね。」)

寧々

(類、ありがと。)

寧々

(えむも司のこと大好きだけど、)

寧々

(司もえむのこと大好きなんだね。)

えむ

寧々ちゃーん?降りるよ?

寧々

…うん、今行く。

2人は観覧車のゴンドラを降りた。

司とえむを結ばせたい幼馴染

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