テラーノベル
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こたが中学1年生の夏頃。
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更衣室でこたが小声で言った。
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その瞬間、
俺は初めて「好き」って感情を知った。
でも、
言えなかった。
俺はただの架空の人物だから。
触れられないし、
温もりもあげられないし、
未来も一緒に歩けない。
だから、
せめて笑顔だけはあげたかった。
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本当はずっとそばにいたかった。
こたが高校生になっても、
大学生になっても、
結婚して、
子供ができても。
俺はずっと、
こたの隣にいたかった。
でも、
だめだった。
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突然、
こたが俺に触れようとした。
…ごめんね。
俺は空想だから、
触れられないんだ…。
触れたかったな。
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悲しそうな声色でそう告げた。
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