〈あらすじ〉
ココ
イヌピー
フラフラしながらなんとかイヌピーが立ち上がる
その様子を見てココは安全な脱出路を探す
だが、もたもたしているうちに火の脅威はすぐそこに迫ってきていた
ココ
ガソリンでもまいたのか、驚くほど火が回るのが早く、残る脱出路は窓のみという状況になりつつあった
イヌピー
イヌピー
ココ
ココ
鼻をつく焦げ臭い匂いが強くなってくる
だんだんとこの部屋にも煙が入り始める
もう時間がない。
ココ
ココ
イヌピー
イヌピー
イヌピー
ココ
大切な相棒を置いて逃げられるわけがなかった
しかし、このままもたもたしているようではどちらも助からない
イヌピーを犠牲にするくらいなら自分も一緒に死んでしまおう
そう思いながらも頭の片隅には〇〇の顔が浮かんでいて
なかなか決断ができずにいた
イヌピー
煙のせいでイヌピーの声は消えかけていた
ココ
ココは窓に向かって走り出した
イヌピー
イヌピーは顔に笑顔を浮かべた
〇〇
〇〇が目を覚ますとそこはとあるオフィスのようなところだった
〇〇にとっては見慣れた場所
そう、ここが〇〇のバイト先であったのだ
ヤクザ
〇〇は驚いて急いで振り返る
〇〇
ヤクザ
ヤクザ
〇〇
カチッカチカチッ
〇〇は言われた通りデータを確認する
それは、先程ココのパソコンから奪われたものだった。
何もかも細かいところまで全てがそこに記されていた
カチカチッカチッカチッ
ヤクザ
〇〇
〇〇
ヤクザ
ヤクザ
その隙に〇〇はパソコンに何かを取り付ける
カチカチカチッ、カチッ
ヤクザ
〇〇
〇〇
ガチャッ
ヤクザ
佐々木
佐々木
〇〇
佐々木
ココのスマホ
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