〇〇
ねぇ、亜嵐?
亜嵐
なに?
〇〇
あーくん?
亜嵐
だからなに?
いや待って。なんでこんな不機嫌なの
〇〇
なんでそんなに不機嫌なの?
亜嵐
別に普通だし
〇〇
じゃあなんでそんなに冷たいの
亜嵐
別に冷たくないけど
〇〇
どう見ても冷た…
亜嵐
あぁ!もう!うっせーな!
〇〇
……
私は家を飛び出した
こんなことで喧嘩したことないのに
〇〇
亜嵐の…バカ…
いつの間にか涙が溢れていた
亜嵐
〇〇っ、
後ろから腕を引っ張られて、すっぽり亜嵐の腕の中にいた
亜嵐
ごめん!あんなこと言って
亜嵐
最近、色々上手くいかなくて
亜嵐
知らないうちに〇〇に当たってた
亜嵐
ほんとごめん!
〇〇
私こそごめんね
〇〇
あんな風に言って
亜嵐
〇〇は悪くないから…
亜嵐
俺、〇〇がいなかったらもっとダメだから
そう言って、亜嵐の腕の中に包まれいた
亜嵐
これからも俺のそばにいてね
END