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主
主
主
登場人物の設定
赤
黄
青
桃
紫
橙
次の場面からPrologです
花は必ず枯れる
どんなに大切にしても、
どんなに願っても
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それでも人は
咲く瞬間を愛してしまう。
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ーー俺みたいに
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昼休みの屋上。
フェンス越しに広がる青い空と
花壇の隅に咲いた白いチューリップ。
「失われた愛」
その花言葉を知った時
胸の奥が、ほんの少しだけ軋んだ。
昔も、
“ずっと”を信じた春があった気がする。
隣から聞こえてくる笑い声。
くだらないことで本気で盛り上がってるあいつら。
眩しくて、あたたかくて
だからこそ少しだけ怖い。
こんな時間が、
ずっと続けばいいのになって思ってしまう。
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ねぇ。
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もしも、
ずっと咲き続ける花があったなら。
俺はもう。
誰も好きにならなくて済むのかな。
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風が吹いて
白い花びらがひとつ、空に舞った。
遠くで誰かが俺の名前を呼ぶ。
振り返れば
変わらない笑顔がそこにある。
ーー昼休みが終わる。
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俺たちの春は、
まだ始まったばかりなのに。
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