TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

12年前

満開の桜が咲いてる日

私はある男の子と

約束をした

なつくんっここすごいね!

でしょ!

あおいちゃん、僕ね、お引越しすることになったんだぁ

じゃあもうお別れ?

うん…

でも僕絶対に大人になったらまたここに戻ってくる!!

だからさ!

「大人になったらまたここで会おう!」

「この大きな桜の下で」

星璃(アカリ)

んでさ〜

藍唯(アオイ)

………

星璃(アカリ)

てちょっ笑

星璃(アカリ)

あおい〜聞いてるぅ〜?

藍唯(アオイ)

へ?あっごめん全然聴いてなかった

星璃(アカリ)

もー笑

星璃(アカリ)

だから〜今日転校生来るんだってー

星璃(アカリ)

どんな子だろうねって話してたのー

藍唯(アオイ)

あーうん

藍唯(アオイ)

ごめんごめん

藍唯(アオイ)

ね、どんな子だろ…

ガラッ

担任教師

お前らー席つけー

担任教師

転校生紹介するぞー

ザワザワ

担任教師

来ていいぞ

咲也(サクヤ)

あ、はい

咲也(サクヤ)

えと、佐倉 咲也です

咲也(サクヤ)

よろしくお願いします

星璃(アカリ)

((コソッ…え、待ってイケメンじゃない?

藍唯(アオイ)

うん…

藍唯(アオイ)

(なんか…懐かしい?感じがする…なんだろ)

担任教師

じゃー羽流!

藍唯(アオイ)

えっ?

担任教師

お前の隣空いてたよな?

藍唯(アオイ)

あーはい

担任教師

じゃあこれから佐倉を頼む

藍唯(アオイ)

へ?

咲也(サクヤ)

あーよろしくお願いします

藍唯(アオイ)

………えっ?

藍唯(アオイ)

はぁぁぁ

藍唯(アオイ)

つ、疲れた…

星璃(アカリ)

あおいー!お疲れ様ー!

藍唯(アオイ)

もう、先生私に転校生任せて出張行っちゃうなんて酷いよ…

星璃(アカリ)

でもいいじゃん!イケメンくんと一緒にいられるなんて!

藍唯(アオイ)

いやーじゃああかりがやったら?

星璃(アカリ)

それは嫌かな!

藍唯(アオイ)

このぉーはくじょうものめー

星璃(アカリ)

ふふんっ♪

咲也(サクヤ)

あのー

藍唯(アオイ)

あっ佐倉くん!どうしたの?

藍唯(アオイ)

どこか行きたいとこある?

咲也(サクヤ)

いや、えっと人を探してて

藍唯(アオイ)

人?

咲也(サクヤ)

あぁ、あから始まる名前の女子なんだけど…

星璃(アカリ)

え!なになに?女の子?✨

咲也(サクヤ)

………ごめん

咲也(サクヤ)

やっぱ自分で探してみる

星璃(アカリ)

あー行っちゃった…

星璃(アカリ)

今の私のせい?🤔

藍唯(アオイ)

…大人になったらまた会おう

藍唯(アオイ)

この大きな桜の下で…

星璃(アカリ)

え??

藍唯(アオイ)

ごめんあかり今日一緒に帰れない!

星璃(アカリ)

えっ?!ちょっあおいー?!

藍唯(アオイ)

佐倉…くん?

咲也(サクヤ)

え…どうして羽流さんがここに?

藍唯(アオイ)

大人になったらまた会おう

藍唯(アオイ)

この大きな桜の下で

藍唯(アオイ)

約束…したよね

藍唯(アオイ)

12年前ここで…

咲也(サクヤ)

…!

咲也(サクヤ)

あぁ、君が…

藍唯(アオイ)

私…佐倉くんに今日初めて会った感じがしなくて

藍唯(アオイ)

もしかしたらと思って…

藍唯(アオイ)

あ、でも名前…変わったの、?

藍唯(アオイ)

子供の頃私確か佐倉くんのこと

藍唯(アオイ)

なつくんって呼んでた気がするんだけど…

咲也(サクヤ)

そっか…

咲也(サクヤ)

ごめん。

咲也(サクヤ)

騙したみたいで申し訳ない

咲也(サクヤ)

俺は夏也の双子なんだ

藍唯(アオイ)

え…?

咲也(サクヤ)

それでその…夏也は

咲也(サクヤ)

10年前亡くなったんだ。

咲也(サクヤ)

小さい頃この街から引っ越したのは

咲也(サクヤ)

あいつの病気の手術を受けるためだった…

咲也(サクヤ)

でも結局手術で治ることも無く………。

咲也(サクヤ)

最後にあいつに頼まれたんだ…

咲也(サクヤ)

引っ越す前のこの街で約束をした女の子に

咲也(サクヤ)

この手紙を渡して欲しいって

スッ

彼が手紙を渡してくる

あおいちゃんへ この手紙が君に届く頃には 僕はもうお空に行っちゃってると思う 僕ね、あおいちゃんが好きだった! ほんとは病気を治して 約束のあの場所で伝えたかった!! あおいちゃん、君はどうか僕の分まで。 なつや

藍唯(アオイ)

なつくん…っ

藍唯(アオイ)

私が知ってるなつくんは

藍唯(アオイ)

いつも明るくて元気いっぱいだった

藍唯(アオイ)

だから私…病気だったなんて全然知らなかった…っ

咲也(サクヤ)

あいつ、幼い頃君に会うまでは

咲也(サクヤ)

病弱で、泣き虫だったんだ

藍唯(アオイ)

え…

咲也(サクヤ)

君があいつを変えたんだ

咲也(サクヤ)

ありがとう

咲也(サクヤ)

あいつが、手術する気になったのも

咲也(サクヤ)

君のおかげだから

咲也(サクヤ)

結果はどうであれ

咲也(サクヤ)

ほんとに感謝してる

咲也(サクヤ)

俺も、夏也も

藍唯(アオイ)

佐倉くん…

藍唯(アオイ)

なつくん…っ

藍唯(アオイ)

うわぁぁぁぁ

満開の桜が咲き誇る

幼い頃の君の面影が残る

この場所で

私は年甲斐もなく大きな声で泣き続けた

ふと、

遠くの空で君の声が響いた気がした

「また会おう」

「この大きな桜の下で」

この作品はいかがでしたか?

202

コメント

4

ユーザー

初コメ失礼します<(_ _)> 鳥肌が止まらなかったです‪( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀  )‬ あーありがちな展開ね?とか思ってたら、まさかの双子…Σ(゚ロ゚;)

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚