美湖
(あの人…だよね…)
私は久しぶりに会うので
誰だか一瞬分からなかった
美湖
(ここは都会の中の大きな公園だから)
美湖
(夜中とはいえ、色んな人が居るなぁ…)
私は勇気を出し、話し掛けてみた
美湖
美湖
あのっ!
美湖
零くん?
零
零
!?
彼は突然私が話し掛けて来たので
少し驚いている
零
み…美湖さん!?
久しぶりだからなのか
さん付け呼びになっていた
美湖
急に呼んでごめんね
美湖
私のわがままで…
美湖
会いたいなんて…
零
零
僕も会いたかったよ。
零
ずっとずっと…
美湖
!?
零
でも…
零
中学で色々と影であったから…
零
行けなくなっちゃって……
零
こっちこそ…ごめん。
美湖
いやいや!全然良いよ
零
実は…
零
ここに呼んだのは
零
ある理由があるんだよね
美湖
…え?
零
ここの公園の桜の木には
零
あるジンクスがあるのって
零
覚えてる?
美湖
美湖
!
私は思い出した
この桜の木には
「夜中25時に告白すると」
「永遠に2人が結ばれる」
と言うジンクスがある事を。
美湖
だから…
零
うん。
零
僕は
零
美湖ちゃんが
零
ずっとずっと好きです…!
美湖
うん!私も!
美湖
零くんの事が私も…
美湖
ずっとずっとずっと好き!
こうして私たちは
新しい世界を
歩き始める
End❀