巧から香の死を告げられた後 芽楼は巧に連れられ、香の部屋へと来て
………言葉を失った
……そこには、 見事なまでにバラバラにされた
香の、変わり果てた姿だった………
四肢と首が切り落とされ、 顔は苦痛に歪んでいた
切断面からは、 あまり血が流れ出てこない… ……それなりに時間が経っていたのだろう
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
芽楼はその儘、床に膝から崩れ落ちる
巧がその前に 芽楼の腕を掴んでいたお陰で、 ゆっくりと膝から床に落ちていった
殺人事件が……起きてしまった
それだけでも メンタルがやられそうだと言うのに、 よりにもよって被害者が同級生だ
芽楼のメンタルは、 この事象に耐えれる程強くは無い…… 今すぐ廃人になってしまっても 可笑しくは無かった
華斬 巧
華斬 巧
華斬 巧
穂兎 芽楼
華斬 巧
華斬 巧
そう言って巧は、 力の抜けた……抜け殻の様な芽楼を連れ、 部屋の外に出る
寮の廊下
そこには殆どの生徒が集まっており、 恐らく、先程流れた放送を聞いて 集まっていたのだろう
部屋から巧と、 意気消沈気味な芽楼が出てきた事に 驚いたり、心配したりと…… 各々が反応を示していた
そしてその儘促される様にして、 2人は食堂へ向かった
食堂
大食堂よりは狭いが、内装はほぼ同じ 規則性無く置かれた机と椅子、 食事を受け取るであろうカウンター その奥に見える厨房………
芽楼は1つの椅子に座って、 ぼぅっと遠くを眺めていた
巧はそんな芽楼を心配しつつ、 厨房へと姿を消した
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
芽楼は強く噛み過ぎて、 下唇から出血し出す
それを厨房から戻ってきた巧が目撃し、 ぎょっとした様子で駆け寄ってきた
華斬 巧
穂兎 芽楼
華斬 巧
穂兎 芽楼
芽楼の冷静な声に、 巧は少し驚きつつ、その声に耳を傾ける
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
そこまで言われて、 芽楼の目から涙が流れている事に、 巧は気付く
華斬 巧
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
華斬 巧
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
華斬 巧
巧は、考えていた
黒幕でないと信じてはいるが、 協力をして良いものか…… 悪用されないかを危険視していた
警察として動いていた巧は、 この環境ではそれだけで 利用され兼ねない………
…それは、 探偵である暁音や、 探偵に育てられた雅夜も同様である
だが、前の雅夜は兎も角、 今であれば、2人共警戒心が強い方だ 自分の様に流されはしないと断言出来る
……………巧は、優しい
……それに何が隠されていようと……… ては差し伸べてしまう
だから…………____
華斬 巧
華斬 巧
こう、答えてしまうのだ
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
華斬 巧
華斬 巧
先程の芽楼の取り乱し様を考えてしまい 巧は言葉を言い淀んでしまう
だが、芽楼は……………
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
覚悟を決めていた 先程の取り乱し様では、 考えられない程に
華斬 巧
華斬 巧
穂兎 芽楼
華斬 巧
華斬 巧
穂兎 芽楼
コメント
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ーーーーー!!(声にならない叫び) いや、ユキイラスト上手、、(そこ??) 片足だけなんか、、、無い?
1章開幕早々グロから始まった! 取り敢えず書き留めをちょびちょびあげていきます