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人狼jOP。

第4話 - 人狼jOP（②フェイ、エマ編）

2021年11月11日

#人狼j

#OP

楓。

星空

山の頂上

フェイ

無事…到着したね。

エマ

うん！でもなんでそんなに疲れてるの？

フェイ

散々歩き回ったじゃないか…。

エマ

そう？

フェイ

『エマは、体力バカたったな…。』

エマ

館、探そう！

フェイ

え？山の頂上にあるんじゃなくて、山の頂上のどこかにあるの？

エマ

うん！

フェイ

…探すの？

フェイ

この暗い中？

エマ

そうだけど？

フェイ

…………。

フェイ

僕は、ここで待っとくよ。

エマ

分かった！すぐ帰るからね！

フェイ

エマ、寒くない？

エマ

そう？温かいよ？

フェイ

雪が降るかもだから…。

フェイ

ショール、はおっとして。

エマ

えー！動きずらい…。

フェイ

ここを、こうすると…。マントの完成。
カッコイイですよ？エマ隊長。

エマ

たっ、隊長…？

フェイ

はい。エマ隊長。

エマ

フェイ隊員！待っていてくれたまえ！

フェイ

ハーイ。

エマがちょろ過ぎるのは、秘密だ。

山の北側

エマ

むむむ……何も無い。

エマ

それに、星も見えなくなってきた…。

エマ

冷えても来た…。

エマ

帰ろっかな？

「エマ隊長！」

エマ

ダメだ！

エマ

フェイ隊員！待っていてくれよ！

山北側奥

エマ

…む？

エマ

これは…！！

山の頂上

エマ

フェイーー！！！

フェイ

うわぁ！

エマ

見つけたよ！

エマ

館！

フェイ

え？

フェイ

本当に？

エマ

本当だよ！

エマ

行こう！

フェイ

え？ちょっ、エマ！？

山北側奥

フェイ

エマ、本当にこっち？

エマ

本当だよ！

フェイ

雪が降ってきたよ？

エマ

大丈夫！

フェイ

『大丈夫かな…？』

ビュォォォォ……

フェイ

エマ、雪が！

エマ

吹雪！？

エマ

嘘！さっきまで無かったのに！？

フェイ

山の天気は変わりやすいんだ！

エマ

そうなの！？

フェイ

『話したじゃないか…』

フェイ

『こんなことしている場合じゃない…。』

フェイ

エマ！聞こえる？

エマ

うん！なんとか！

フェイ

このまま館まで進むんだ！

エマ

分かった！

フェイ

『廃屋とかなら、宿くらいにはなるだろう…。』

館前

フェイ

ここだけ、吹雪が止んでいる…。

フェイ

『廃屋…にはなってない…。』

フェイ

『電気…？明かりがついてる…。』

エマ

フェイ！声がするよ！

フェイ

一か八か…今日泊めて貰えるか頼んでみるよ。

コンコンコン

フェイ

夜分にすみません！

フェイ

誰かいらっしゃいますか？

？？？

はいはい。どうしたんだい？

フェイ

すみません。僕達この山の、ふともの街に住んでいる者です。この山に登りに来たのですけど、吹雪にあってしまって。

フェイ

今晩限り泊めて貰えませんか？

？？？

………………。

？？？

なんだ。そんな事か。

フェイ

『断られる…？』

？？？

中へ入れ。停めるくらいどんて事ないぞ。

フェイ

あっ、ありがとうございます！

エマ

やったぁ！

？？？

早くせんと、体壊すぞ？

エマ

はーい！

広間

？？？

吹雪とは、災難だったな。

？？？

飲み物は、お嬢さんがココア、坊ちゃんがコーヒーでいいか？

フェイ

ありがとうございます。

エマ

おじさん、なんで分かるの？

？？？

ははは！勘だよ。勘。

フェイ

『面白い人でよかった…。』

数分後

？？？

お待ちどうさん。

フェイ

ありがとうございます。

エマ

おじさん、ココア入れるの上手だね！

？？？

お褒めに預かり光栄だよ。

フェイ

えっと…

モブ爺

モブ爺でいいよ。

フェイ

モブ爺さんは、この館の主人なんですか？

モブ爺

あぁ。そうだとも。

エマ

じゃあ、この辺りに他に館とか無いの？

モブ爺

見た事ないなぁ…。どうかしたのか？

僕とエマはお互いの顔を見て笑った。

エマ

えー！じゃ、ここがお化けの出る館？！

エマ

お宝は？

フェイ

エマ、諦めたら？

モブ爺

なんだ、何の話だ？

フェイ

あの、僕達がこの山に登ってきたのは…

説明するとモブ爺さんは、年に見合わないくらい無邪気に笑った。

モブ爺

ハハハハハハハ！！！！！

モブ爺

ヒッッッ！！

エマ

モブ爺さん、笑いすぎ！！

モブ爺

悪い悪い。

モブ爺

でも、この館お化けは、でないが他のは出るぞ？

フェイ

それって＿

コンコンコン

モブ爺

おや、今日は客が多いな…。

モブ爺

ほれ。部屋の鍵だ。

モブ爺

好きな方の部屋を使え。

フェイ

はい。ありがとうございます。

モブ爺

それと、7時から晩飯だ。近くの部屋に人がいたら、声をかけてやってくれ。

フェイ

はい。

モブ爺

晩飯…期待しとけよ？

エマ

はーーーい！

モブ爺さんは、いい人だ…。

読めない感じで。

僕の周りにいる人間とは、ちょっぴり違う。

エマと似たようなところがある。

フェイの部屋

フェイ

今晩は、泊まって…。

フェイ

明日は、午後くらいに、出発して街に帰るか。

コンコンコン

フェイ

どうしたんだい？エマ。

エマ

え？！なんで分かったの？

フェイ

そこの扉、ガラスが填めてあるだろ？

エマ

本当だ…！

フェイ

要件は、何かな？

エマ

あのさ、お化けはいないけど、モブ爺さんが言いかけてたのって、何だと思う？

フェイ

さぁ。僕にも検討がつかないよ。

エマ

そっかぁ。残念！

フェイ

夜、部屋から抜け出して探索する気でしょ？

エマ

バレたか…。

フェイ

ここは、人の…モブ爺さんの家だよ。

フェイ

読み聞かせしてあげるから、寝て？ね？

エマ

はーい。

ゴーーーーン

フェイ

7時か…。

エマ

晩ご飯？！

フェイ

そうだね。

エマ

私、隣の人に声掛けてから行く！

フェイ

偉いね。行ってらっしゃい。

トットットッ

フェイ

先に行って、手伝いでもするか…。

隣の部屋の部屋

コンコンコン

？？？？

はい？

エマ

夕ご飯だよ〜！降りてきて！

？？？？

分かりました。わざわざありがとうございます。

エマ

気にしないで〜。

パタン

エマ

食堂へ！LETSGO！

食堂

フェイ

エマ、声掛けれた？

エマ

うん！

モブ爺

さらも並べ終わったし、好きな事ろに座れ。

エマ

今日は、シチューですか…！

モブ爺

あぁ。でも味はワシ特製の世界に一つだけの味だ！

エマ

カッコイイ！

数分後

モブ爺

さっ！遠慮はいらん！食え！

？？？

頂きます。

？？？

頂きます。

？？？？

頂きます。

？？？？

頂きます。

フェイ

頂きます。

エマ

いっただきまぁぁぁぁす！

食後

？？？

ご馳走様。

？？？

ご馳走様でした。

？？？？

ご馳走様でした。

？？？？

美味しかったです。

エマ

美味しかったぁ！ご馳走様！

フェイ

あの、お皿はどこに？

モブ爺

あぁ、そこの…。

数分後

モブ爺

腹いっぱい食えたか？

？？？

はい。とても。

エマ

うんうんうん！美味しかった！

フェイ

ちょっ、暴れないで。

モブ爺

特にお前。見てて気持ちいい食いっぷりだったな！

エマ

やったぁ！

フェイ

『エマ…』

？？？

私は、部屋に…

モブ爺

あぁ、待て待て。

モブ爺

一つ、話を聞いてくれ。

？？？？

話…ですか。

モブ爺

あぁ。この土地に関する噂話といったことろか？

？？？

っというと？

モブ爺

それは…

モブ爺さんは、どこか遠くを見つめ話し出した。

話を要約するとこうだ。

人狼という生物がのこ辺、昔からいるらしい。

そいつが、僕達の中にも紛れているかも。

という、脅し半分の話。

モブ爺

なっ、おしまい。

？？？

…

？？？？

…

？？？？

…

フェイ

…

エマ

…

？？？

…

モブ爺

まぁ、噂なんだがな。

？？？？

<人狼>…。架空の生物ね…。

？？？

バカバカしい。

？？？

でも…

フェイ

どこかリアルに感じるね。

？？？

…

？？？？

まっ、まぁ夜に考え事は良くないですよ。

エマ

今日ら、寝れるかな…？

エマなら、寝れるだろうけど…。

なんで、この地に人狼という架空の生物の噂が？

エマ

おやすみぃ！

フェイ

おやすみなさい。モブ爺さん。

疑問は多い。

いずれにせよ、解けないような問題ばかりだ。

考える必要が無いのかも。

エマの部屋

エマ

フェイ！この本！

フェイ

本当にその本が好きだね。

フェイ

読むよ？

エマ

うん！

フェイ

昔、昔。おばあさんは＿

数分後

フェイ

寝た…ね。

フェイの部屋

ベット

フェイ

今日は、早く寝よう…。

フェイ

明日は、時間に余裕をもって…。

モブ爺襲撃確認。

モブ爺の体力低下。

死因、出血死と推測。

ゲームを継続。

アンナ、エマ、サンドラ、ジェシカ、ロディ、フェイ。

以上6名。

人狼jOP。

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