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⚠️とても残酷な出来事があります 人が不幸になるのが苦手な方 今すぐ見ないことをオススメします 「グロテスクあり」

タケミチ

・・・いつ見ても
月は綺麗だな

タケミチ

マイキーと初めてあった
時と同じ満月・・・そして
俺が大切な人を失った
・・・いや殺した赤い満月

タケミチ

スゥ

過去似合ったことを振り返る

万次郎

武道~!

武道

万次郎~!

万次郎

危ねぇぞー
走んな~

武道

万次郎こそ!

万次郎

そうだなぁ‪w

武道

ふふ‪w

万次郎

兄者から飲みもん
貰ってくる

武道

俺待ってる~

万次郎

あぁ

ガサガサ

武道

万次郎いいなー
兄弟いてさ

???

なぁ、お前
どこのもんだ?

武道

俺?

???

あぁ

武道

俺は〇〇村だよ

???

・・・そうかぁそうかぁ!

武道

おっちゃん変だな

???

あぁ?

武道

ヒッ!

???

ふ!

???

まぁいいわ

???

───

武道

──────

???

じゃあな

武道

うん

ガサガサ

武道

変なやつ

その男が全ての事柄だ

武道

さ!万次郎を待とう~

俺は馬鹿だった 何も考えずに色々な 情報を教えてしまった それは隣村のおじさんいうなら 俺の村と領地を奪い合ってる 男の1人だった

俺のこの事のせいで 俺の村全員が 俺以外の人間が

タヒんだ

「熱いよぉー!」 「お母ちゃん!誰か!」 「逃げ(((グサ」

その晩隣村の奴が みなが静まってる間に 攻めに来た柵の全方向に 炎をたき何とか外に出てきたり 炎から生き延びた人を 切って切って切って! 惨〇して行った

???

お前は情報をくれたから
見逃してやるのそかわり
うちの村に入ることだな

武道

あ、あぁ

武道

ああああああああぁぁ!

武道

お母ちゃん!お父ちゃん!
みんなぁぁぁぁ!

???

うるせぇ!

???

・・・もういい

???

タヒね!

万次郎

武道!危ない!

武道

え、

ザシュ!

万次郎

う( ´ཫ` )

武道

万次郎!

???

ふ!

男は去っていった 万次郎の背中には 深い傷、血が止まらず 抑えても抑えても溢れ出てくる

武道

ダメ、だめだめだめ!

万次郎

ヒューヒュー

万次郎

タケ、ミチ

武道

・・・あ、あぁ

万次郎

・・・・・・

武道

ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙

武道

俺の!俺のせいで!

武道

みんなタヒんだ!
家族も!友達も!

武道

俺のせいで!

武道

俺が〇した!

武道

う、うぅ

武道

ああああああ
ああぁぁぁああ!

一日中泣いた 炎が消えたあとも泣き続けた そのあとは村のみんなの 〇体を埋めて

・・・気づいたら 俺は醜い姿で血の海にいた 俺は・・・隣村の人たちを

皆〇しにした

手には血がついていた 手だけじゃない全身 隣村の人達の返り血だ

俺は子供まで〇した、 ただここに生まれて ただ何も知らずに生活 していただけなのに 俺は関係なく〇した

そこで記憶は途絶えた

タケミチ

・・・ポロポロ

タケミチ

俺は泣いていい
資格なんか無い

タケミチ

泣きたいのは
巻き込まれた
あの人たちだ

タケミチ

俺じゃない

タケミチ

俺なんか・・・消えればいい

タケミチ

幸せになんか
なってはいけない

タケミチ

俺はずっと不幸じゃない
といけないそれでも罪を
償い無いけどそれで俺の
気が少しだけ晴れる

タケミチ

それで、いいんだ
ポロポロ

空を見上げながら そう放った言葉は 一瞬で消えていった

タケミチ

・・・そうか

タケミチ

みんな生まれ変わって
幸せなんだなよかった

タケミチ

俺は生まれ変わる
資格なんてない

タケミチ

何の資格もない

タケミチ

ただの屑だ

ガラッ!

マイキー

あ、いた

タケミチ

!!

タケミチ

あ、久しぶり

マイキー

おう

タケミチ

「君は俺を庇って
タヒんだんだ」

タケミチ

「おれのせいで」

マイキー

・・・???

タケミチ

・・・綺麗だね

マイキー

あぁ、月?

マイキー

そうだな

タケミチ

・・・話したいことでも?

マイキー

・・・この前は言いすぎた

タケミチ

いいんだ

タケミチ

本当の事じゃん

マイキー

・・・でも

タケミチ

いいんだよ

タケミチ

「そのまま離れて
幸せに暮らして
ほしかった」

タケミチ

「こんな俺なんか
忘れて幸せにさ」

タケミチ

「汚らわしい
俺に近ずかないで」

タケミチ

「あなたが汚れる」

マイキー

なんか余計な
こと考えてるだろ

タケミチ

え?

マイキー

いや、そんな顔してたから

タケミチ

そんなことないよ

マイキー

・・・そうか

タケミチ

・・・

マイキー

・・・

タケミチ

送ろうか?

マイキー

俺の家少し遠いぞ

タケミチ

・・・そっか

マイキー

うん・・・

タケミチ

わざわざ来てたんだ

マイキー

・・・あぁ

タケミチ

嬉しいね

マイキー

思ってないだろ

タケミチ

・・・本心なのにね

マイキー

だから思ってないだろ

タケミチ

・・・なんでわかるんだろうね

マイキー

結構見てるから

タケミチ

俺も見てたんだけどね
マイキーのことをさ

マイキー

それは俺じゃないでしょ

タケミチ

え?

マイキー

そう、思っただけ

タケミチ

・・・俺の人間の頃の
話、気になる?

マイキー

・・・あぁ

タケミチ

話してあげる

俺はマイキーの前世の事は隠し あらすじを話した

タケミチ

・・・ってことだよ

マイキー

・・・悪くないじゃん
ヒナちゃんが言ってた
通りタケミチ悪くない

タケミチ

いや、俺が悪いよ

マイキー

・・・でも

タケミチ

だから妖怪になってる

タケミチ

・・・ほら(*^^*)

タケミチ

この姿を見てごらん
この姿でほら
何人も何人も復讐
だからって〇した

タケミチ

そう考えると
気持ちが悪いだろ
奇妙だろ?この姿

マイキー

・・・復讐するのは
当たり前だと思う
だって大事な家族も
殺されてんだ

マイキー

そりゃあするだろ

マイキー

それにどんな
罪を犯しても
タケミチは
綺麗だよ

タケミチ

・・・嘘だよ

マイキー

嘘じゃない

タケミチ

違う

目を背けるタケミチ

マイキー

俺を見ろ

タケミチ

・・・チラ

マイキー

俺が嘘をついてると
この目を見ても!
そう言えるのか?!

タケミチ

!?

まっすぐ純粋な目で ずっと見つめてくる

タケミチ

・・・わかった

タケミチ

わかったから
もう見ないで

マイキー

ならいいんだ!

タケミチ

・・・ふぅ

タケミチ

やっぱり優しいね

マイキー

ふ!
当たり前だ

タケミチ

・・・そうかそうか

タケミチ

・・・ほらもう時間だ
早く帰りな

マイキー

おう

タケミチ

『妖怪』が出るよ

マイキー

目の前にいるけどな

タケミチ

なんなら封印を解いて
家まで送ろうか?ってね

マイキー

解けんのか?

タケミチ

余裕だよ

タケミチ

・・・でも俺が封印解いたら
そこらじゅうに妖怪が
溢れ出すからダメなんだ

マイキー

・・・人のことを考える
ってやっぱりあんたも
優しいな!

タケミチ

そんなことないけどねー

マイキー

あるある

タケミチ

ふふ!そっかそっか

タケミチ

あ!もうあの二人に
俺の過去話していいよ

マイキー

え!?

タケミチ

ずっと気まずそうに
されるのも嫌だし

マイキー

「軽・・・」

タケミチ

さ!早く帰りな
もうすぐ時間だ

マイキー

おう

マイキー

またな

タケミチ

うん

タケミチ

またね

タッタッタッ

タケミチ

・・・もうひとつ
隠し事がある

タケミチ

俺は人間を
傷つけることが

できない

タケミチ

そういう決まりなんだ

タケミチ

大勢の人を
〇したから

タケミチ

・・・だから攻撃は
妖怪にしか
聞かないんだよ

君と再会した満月の夜「完」

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