茜
今回は何をしようかな
茜
…そうだ!
昨日の続きでも描いてみようかな
昨日の続きでも描いてみようかな
茜
それじゃあSTART!
???
早く逃げればいいのにね
道満
俺は!お前の勝負に勝ってから行くんだよ!
???
はいはい
道満
…そう言えばお前、名前なんて言うんだよ
???
んー?そうだねぇ
???
当ててご覧よ
道満
はぁ?
???
まぁ道満じゃ無理かなぁ
道満
はぁ!?できるっつの!
???
ふふっそうだね
???
名前なら君にも当てられるだろうね
???
そしたら君は初めて僕に勝ったわけになるんだね
道満
初めてじゃねぇよ!
???
はいはい、そうだね
こいつは…いつも自分の事をめいって呼ばせる でも肝心な事は何も言わない
さっきの作り話とやらも 何故か俺の名前があったし…それに あいつの目は…届くのに届かない羨ましいみたいな目をしてた…気がする
???
どうしたんだい?
道満
なぁ、お前何隠してるんだよ
???
…さぁ、なんだろうね
道満
……そうかよ
???
あぁ、でも…案外簡単だったりするよ?
???
こんな薄暗い所でずっと閉じ込められてるだけだしね
道満
お前ならすぐ出れそうだけどな
???
こんな老いぼれた爺になんて無茶させようと……
道満
お前見た目二十歳くらいなんだよ
道満
実年齢は知らねぇけど
???
まぁ、そうだねぇ
いつか外が妖怪に学を教える世界になれば、出てみようかな
いつか外が妖怪に学を教える世界になれば、出てみようかな
道満
…そんな呑気でいいのかよ
???
いいんだよ
どうせ失う人間がもう居ないし
どうせ失う人間がもう居ないし
道満
…家族でも居たのか
???
うん
もういないけどね
もういないけどね
道満
何で分かるんだよ
???
そもそもここへ来た理由だって生贄だよ?
???
街を守ってくださいって言う意味の生贄
???
それが実はただの監獄で、守りも何もしない神…
???
そうなれば、次は誰が生贄になるかなんて目に見えてるよ
道満
それがお前の家族だと?
???
うん
僕や君は特別な力があるからここに来れたけど特別な力を持ってない僕の家族は間違いなく…死ぬだろうね
僕や君は特別な力があるからここに来れたけど特別な力を持ってない僕の家族は間違いなく…死ぬだろうね
???
途中の海で
道満
…それなのに何でずっと笑ってられるんだよ
???
さぁ…もう随分と経ったからかな…
???
忘れたよ
道満
…なぁ、さっき言った妖怪に学を教える用になったら外に出るって、言ったよな
???
うん、言ったね
道満
嘘じゃなくて、本当にか?
???
うん本当だよ
道満
…
???
なぁに?どうしたの?
道満
俺がやってみせる!
???
は、はぁ?
道満
俺が妖怪に学を教える環境を作って、いつかそれを当たり前にしてみせる!
道満
だから、そうしたら…絶対に出てこいよ!
???
…
???はびっくりしたようだ
???
あ、あははっ!
道満
な、何笑ってんだよ!
???
はぁ、ごめんごめん
???
でも、うん…そうだね
???
期待してるよ。道満
道満
!
道満
任せとけ!
道満
" 晴明 "!
そういい妖術を使い逃げ出した道満
???
!…もう、答え合わせ…してないのに
???
本っ当に…君には勝てないなぁ…
晴明
少しくらい…
晴明
期待してもいいよね
晴明
もし、外に出たら……
雨達のお墓…作ってあげなきゃなぁ
あぁ、その前に3人に謝らなきゃ…
それに… さっき作り話と言ったあれは正確には少し違う この世界では作り話に過ぎなくても " 別世界のお話なんだから "
あの世界の僕、幸せそうだったなぁ… 羨ましいや…
きっと道満も… あの朱雀と会ったり、神酒や秦中にあったり…ふふっ
晴明
それまで生きろなんて…
無茶を言ってくれるよね
無茶を言ってくれるよね
本当に無茶だよ… 僕はただの人間に過ぎないのにさ
晴明
でも…約束は守らなきゃね
晴明
生まれ変わって記憶が無くても、必ず行くよ…
茜
続きましたね!?!?
茜
案外上手くいって良かった良かった
茜
それじゃあ次回もお楽しみに!
まったねー!
まったねー!