椿
今日は
椿
咲の過去だよ
椿
多分辛い話が多いのとちょっとNGワードも出るかも
椿
それでは
椿
どうぞ
子供の頃は外が嫌いだった
ちっ、うっぜぇな
だりぃ、家帰って寝てぃ
あはは
あはは
恵
咲、
咲 母
ん?
咲 父
咲!
咲 母
咲ちゃん!
咲 母
ごめんねこういうとこなら大丈夫かと、
咲 母
帰ろ?帰ろうね
あはは!
咲(小学生)
(うるさい…)
咲(小学生)
(うるさい)
咲 父
持って生まれた能力とはいえ
咲 父
なんの対処も出来ないのは親とかで歯痒いね
咲 母
病院はダメよ!余計咲ちゃんを傷つけちゃうかもしれないもの
咲 祖母
でもあたしは心配だよ咲の将来がね
優しい家族
優しい声
力のせいで迷惑なんてかけたくなかった
だからできるだけ 他人に知られないように
小学生
まーじょ!
小学生
魔女が来たぞ!
小学生
なんか言えよ!魔女!
小学生
はははっ!
小学生
やめなよー!男子
小学生
だってこいつ!本当に魔女見たいじゃん!
小学生
根暗で喋んないし!
小学生
なんでそれで魔女なのよ
小学生
食え!
小学生
うわぁ!
小学生
お前!魔女なんだろ?
小学生
魔女は生きたイモリを食うって姉ちゃん言ってたぜ!
咲(小学生)
私、こんなの食べな…
小学生
押さえろ!
小学生
口の中に入れろ!
咲(小学生)
やぁ、!
小学生
うわぁ、食ったよ!
小学生
魔女こえー!
小学生
はははっ!
まーじょ!
咲(小学生)
(うるさい)
咲(小学生)
(私が魔女ならあなた達はなんだって言うの?)
咲(小学生)
(あなたはここまでして許されると言うの?)
咲(小学生)
(嫌い…大っ嫌い…)
咲(小学生)
(いっそお前なんて〇んでしまえ)
咲(小学生)
(〇んでしまえ〇んでしまえ)
咲(小学生)
(〇んでしまえ〇んでしまえ〇んでしまえ〇んでしまえ〇んでしまえ〇んでしまえ)
咲(小学生)
(〇ね!!!)
小学生
バタン
咲(小学生)
ほ?
咲 母
今朝ようやく意識が戻ったらしいの
咲 母
でも今度は付き添っていたお母さんが過労で倒れてしまったんですって
咲 父
子供が倒れた原因は分かった?
咲 母
それはまだ…
咲(小学生)
〇ねばいいと思ったからよ
咲(小学生)
私が〇ねって強く思ってしまったから
咲(小学生)
だから…
咲 母
咲ちゃん!それは、
咲(小学生)
私はいつ警察に行くの?
咲(小学生)
いつ刑務所にはいるの?
咲(小学生)
〇人未遂を起こしたのに
咲 母
でもね咲ちゃんの力のせいでっていう証拠も…
咲(小学生)
私の力のせいでは無いという証拠もないわ
咲 父
咲…
咲(小学生)
本当に…本当に〇したかったと思ったの
咲(小学生)
今度は本当に〇してしまうかもしれないの
咲(小学生)
怖いぃ
それ以来黒い服しか着なくなった
咲(小学生)
あぅ、
小学生
お前もう学校来るんじゃねぇよ!
小学生
気色悪いんだよばーか
生徒たちはますます私を毛嫌いするようになり
遠ざけるようになった
それは当然の報いだと感じた
小学生
ははっ!
小学生
あ、
小学生
うわぁぁ!
小学生
うわぁっ!
小学生
いってぇ
小学生
花島!お前今呪っただろ!
小学生
うそ!花島の呪ぃ?
小学生
いってぇ
咲 母
大事をとって1晩入院するらしいわ
咲 祖母
で、どうしてそれが咲のせいになったのよ
咲 母
それが咲ちゃんが呪ったからだって騒いだらしくて
咲 祖母
なんだそりゃ!無茶苦茶だね!
咲(小学生)
恵
咲(小学生)
あなた、またそんな本ばっかり読んで…
恵
おばばが咲の力の参考になるかもって
恵
咲
恵
咲はどうしていつも黙ってるの?
恵
いじめだってどうして黙ってる受け続けてるの?
恵
当然の報いだって思ってるの?
咲(小学生)
警察が私を裁けなくても
咲(小学生)
それでもなんらかの形で私は罰を受け続けるべきだもの
咲(小学生)
あんなに深く暗く誰かの〇を願ってしまった私は裁かれて当然だもの
恵
咲にとって人は罰を受ける存在でそれ以上でもそれ以下でもなくて一生そうやって生きていくつもりなの?
恵
じゃあ俺は祈るよ
恵
咲が一生そうやって生きていくなんていいはずないから
恵
この世界に…人が溢れるこの世界に…
恵
咲を大切に思ってくれる人が一人もいないんでそんなことあるはずがないから
恵
だから会いに来てください
恵
遠い国にいるなら飛行機に乗って…
恵
早くできるだけ早く咲の目の前に現れてください
途方も無い祈りに思えた
届かない祈りもあると
椿
できたら二本投稿することにしたらしいです
椿
今日も出来るか微妙らしいです
椿
理由は彼女らしいです
椿
それではまたね