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あれから数日。蘭華が失踪してから 俺はずっと部屋に篭っている。
蘭
蘭
蘭
蘭華
蘭華
蘭華
蘭
蘭
ガチャッ
竜胆
蘭
竜胆
竜胆
蘭
竜胆
蘭
蘭
蘭
竜胆
蘭華が産まれて1歳になる頃だった。
華
俺には最愛の妻、"華"がいた。
蘭
名前の通り、花が似合う女だった。
本人も花が好きでよく買って大事に 育てていた。
華
少し泣き虫で些細なことでも よく涙を浮かべていた。
蘭
華
おぎゃぁぁぁ!
華
華
でも、子供の面倒はちゃんと見てる。 そして弱い所を見せない。
蘭
華
蘭
蘭
なんだかんだで俺はこの日常に幸せを 感じていた。
ただ、神はそれが気に入らなかった様で。
俺を地獄に叩きつけるような事件が怒った
蘭
蘭
火事だ。
仕事から帰って家付近から燃え上がる 炎を見たとき、
「うっわ、近ぇトコで火事起きてんじゃん」
なんて軽く考えていた。 まさかそれが俺の家とも知らずに
蘭
火は既に燃え上がり、家全体を包んでいた。 そして近所の人らはすぐに消防を呼んだ。
ここに着くのに10分もかかる。それを 知り居てもたってもいられなくなり…
蘭
近所の人
自らドアを蹴り壊し、炎の中へ 飛び込んだ
家の中に入れば直ぐに煙が 俺の体内に入り込む。
蘭
蘭
おぎゃあおぎゃあぁぁ!!
蘭
まだ蘭華の泣き声は聞こえた。
蘭
華
蘭
蘭
俺が最後に見た華は…服は勿論ボロボロ 身体も火傷でボロボロだった。
そして1部崩れた家の瓦礫の下敷きとなり 下半身が完全に埋まり、身動きが取れない 状態だった。
華
蘭
華
蘭
華
華
華
華
蘭
ボォッ…ゴンガランッ…! (瓦礫が落ちる)
華
蘭
華
ガンッガランッドゴッ…
蘭
蘭
おんぎゃぁぁぁ!!うぎゃぁ!!
蘭
俺は蘭華を助けに走った。 これが愛する妻の望みだから。
俺が最後に叶えられること。
蘭
…結局、華は瓦礫の下敷きとなり死んだ。 そして、蘭華は声は聞こえたものの、 探しても見つかることはなかった。
蘭
結局俺は何も守れなかった。
こんな俺はもう 生きる希望も意味もあるのだろうか。
蘭
…そして、この後は知っての通り、 蘭華とまた再会することになる。
竜胆
蘭
蘭
蘭
竜胆
竜胆
竜胆
竜胆
竜胆
蘭
竜胆
竜胆
蘭
竜胆
竜胆
竜胆
竜胆
竜胆
蘭
蘭
竜胆
バタンッ
蘭
蘭
カツンカツンッ_
???
??
???
千冬
???
???
千冬
next→♡500
コメント
7件
今回も最高です! 終わり方も!