私とルプスは次の任務のため、パトロールから拠点に戻ろうとしていた。
エイル
ん…? 何あれ?
私達が見たのは、一人の少女を二人の男が強引に連れて行こうとしているところだった。
ルプス
その辺にしておけよ
ルプスが男達に声を掛けると、男達は足を止めた。
振り向いた少女は今にも泣きそうだった。
ルプス
ナンパにしては強引過ぎんだろ。
帰りたいっつってんだから帰してやれよ
帰りたいっつってんだから帰してやれよ
柄の悪い男1
あぁ……?
ガラの悪い男2
もしかして、
彼女の前だからカッコつけてる??
彼女の前だからカッコつけてる??
エイル
彼女じゃないです。
ていうか、その子離してください。
ていうか、その子離してください。
柄の悪い男1
テメェら、痛い目に遭わないと
分かんねぇみたいだな。
分かんねぇみたいだな。
男の片割れはルプスに歩み寄り、顔面を思い切り殴った。
ガラの悪い男2
ウゼェよ。 消えろ
吐き捨てるように男が言う。
でも、ルプスは殴り返した。
ガラの悪い男2
がッ!
ルプスの強烈なボディブローに、男は吐瀉物を撒き散らし、地面に崩れ落ちた。
ルプス
汚ぇな。
薄汚れてんのは面と根性だけにしとけ
薄汚れてんのは面と根性だけにしとけ
柄の悪い男1
おいテメェ、
こいつがどうなってもいいのかよ。
こいつがどうなってもいいのかよ。
男は近くにいた私を盾にした。
ルプス
本当にクソ野郎だな。
でも、意味ねぇぞ。
でも、意味ねぇぞ。
柄の悪い男1
あ? 何言ってんd…
私は男のお腹に肘で、鳩尾に一発入れた。
柄の悪い男1
うぐッ!
エイル
女だからってなめんな。
エイル
(あっ! 女の子!)
エイル
ねぇ、貴方、大丈夫?
リコ
は、はい…
エイル
良かった。
リコ
あ、あの、ありがとう。
助けてくれて……
助けてくれて……
ルプス
おい、集合時間に遅れる。
エイル
あー、ちょっと待ってて。
この子、送ってくる。
この子、送ってくる。
私はその子の手を引っ張り、六本木の出口まで連れて行った。
エイル
君、もうこの街には来ないほうがいいよ。
ここは君みたいな学生が来るような
場所じゃない。
ここは君みたいな学生が来るような
場所じゃない。
私はそう言ってルプスのとこに戻ろうとした。
リコ
あの、名前を……!
エイル
私は『ROWDY SHOGUN』のエイル。
さっきのは奴らが報復でもしてきたら、
私に言って。
さっきのは奴らが報復でもしてきたら、
私に言って。
そう言った後、私はルプスのとこに戻った






