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これもまたまた見返してましたぁ🥲 何回みても神です✨ ゆうさんの物語全部好きですっ🤦♀️💞
すぅぅぅぅえっと、神ですか❓
ぶくしつです!
主
主
さとみくん「頑張りすぎな最年長」
主
主
さとみ
主
_1つの色が転んで泣いている
遅れた分ならば、皆で取り戻そう_。
さとみside
いつからだろうか。
俺は、置いていかれている気がした
嫌われたくない一心で、 必死に動画を作る
俺だけ。俺だけ。
最年長なんだから。 みんなより頑張らないと。
頼られる存在でありたい。
もし、頼られなくなったら、 その時は、もう
俺の存在価値は、ない。
さとみside
もう少しで2年ぶりのライブ。
皆、いつも以上に気合いが入っている
もちろん、俺も。
ただ、さっきから上手くいかない
立ち位置を間違えたり、振り付けを忘れたり。
最後の曲に入る。
さとみ
この曲はダンスもある。
歌も、もちろんある
🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶
ころん
次は、俺の番。
さとみ
……歌えなかった。
ジェル
ななもり。
結局俺は、最後まで歌えなかった。
そして、リハーサルは終わった。
微妙な雰囲気の中、楽屋に戻る。
楽屋です
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
「頼る」んじゃない。 俺は、「頼られたい」んだ。
最年長として。
ころん
さとみside
俺は、家に帰ってからもずっと練習していた。
さとみ
さとみ
でも、俺の性格上、諦めきれない
そして、俺はほとんど寝ずに次の日のリハーサルに参加した。
楽屋です
さとみ
少しの時間も無駄にできない。
俺は今、一人ぼっちだから。
彼らに追いつくためには、 死ぬ気で練習するしかない。
さすがに楽屋でダンスは踊れないから 歌詞を確認することにした。
イヤフォンを耳に刺して、曲を流す
🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶
中から聞こえる自分の声は、 酷く醜く感じる。
さとみ
そうこうしているうちに時間が経った
すると誰かが俺のイヤフォンを外した
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
「みんなに追いつきたい」
そんなことばかり考えていた俺は 焦ってころんについ強く言ってしまう
それでもころんは返してくれなかった
ななもり。
ジェル
ころん
しばらく言い合いを続けていると、 ななジェルが来た。
さとみ
ななもり。
ころん
ななもり。
ジェル
さとみ
ななもり。
ジェル
ななもり。
さとみ
さとみ
ジェル
ころん
さとみ
ななもり。
なーくんがため息をついた
さとみ
ほら、やっぱり。 呆れてんじゃん。
ため息つくぐらい俺に呆れたでしょ?
でも、俺にはすとぷりしかないから。
俺の居場所はすとぷりだから。
頑張るから、お願い。もう少し待って
だからイヤフォン返してよ
さとみ
焦ってイヤフォンを取り返そうとするけど、まともに睡眠を取ってないからふらついた。
視界が、揺らいだ。
ジェル
…間一髪のところでジェルが支えてくれた
ジェル
そう言って俺を抱えてソファに寝かせる
さとみ
自分に言い聞かせるようにそう言って ソファから立ち上がると、
ころん
さとみ
いきなりころんに腕を引かれ、 体力もない今の俺の体は、 簡単にころんの方へ倒れた
でも俺は直ぐに体勢を立て直し、 懲りずにまた、立ち上がった。
ころんside
さとみ
ころん
さとみくんの体重が想像以上に軽くてびっくりした。
さとみ
さとみくんが黙った
その少しの沈黙の間に、 るぅりーぬが入ってきた
莉犬
るぅと
僕らの異様な緊張感と、ピリついた感じに少し動揺していた
ころん
ななもり。
ジェル
ななジェルが引きつった笑顔で説明を始める
さとみ
さとみくんが何も言わないまま、 るぅりーぬへの説明が終わったらしい
るぅりーぬは少し眉を下げて 心配そうにさとみくんを見つめている
ころん
ころん
さとみ
ころん
ジェル
さとみ
ころん
声が小さかったから聞こえなかった
さとみ
さとみ
ころん
急に息が詰まったように焦って 「大丈夫」と繰り返す僕の相方。
さとみ
涙を流しながらそう繰り返す彼。
そんな最年長の姿にみんなは驚いて 目を見開きながら見つめている
ころん
どうして彼はこんなに必死なんだろう
そんな呑気なことを どこか冷静な頭で考えていると、 さとみくんは乾いた笑いを零す
さとみ
るぅと
自分を呼ぶ声に聞こえていないのか、 肩を震わせてしゃがみこむ。
様子がおかしい。
ここに居る全員が思っただろう。
そんな僕らの勘は当たったと言える。
だって直ぐにさとみくんが過呼吸を 起こしたから。
さとみ
さとみ
ころん
胸を強く抑えて苦しそうな呼吸を繰り返す
急すぎて僕らの思考は停止した。
莉犬
ジェル
ななもり。
るぅと
僕は何とか脳を動かしながら彼の元へ駆け寄った。
ころん
ころん
さとみ
ころん
背中をさすっていたが、 ずっと涙を流しながら浅い息を 繰り返すさとみくん。
ふいに、さとみくんが僕の方を見た
さとみ
その目は僕に、「たすけて」って 言っているような気がした。
ころん
僕は、さとみくんの口を手で覆った
莉犬
ジェル
るぅと
違うの、僕はさとみくんを助けたい
これをする意味があるんだよ
それを、なーくんが説明してくれた
ななもり。
ジェル
ななもり。
ななもり。
ななもり。
るぅと
莉犬
るぅとくん達が言いたいことは分かる
だって僕に口を抑えられてパニックになったさとみくんは見ていられない
さとみ
ころん
ころん
さとみ
さとみ
少しずつ落ち着いてきた。
さとみ
ころん
莉犬
ジェル
泣いて疲れたのか、さとみくんは僕の方に倒れてきて、規則正しい寝息を立て始めた。
ジェル
ころん
るぅと
ななもり。
ころんside
さとみ
さとみくんの寝顔を見つめながら僕は 頭の中で思い返す。
僕より背が高くて、歳も上で、
ゲームも僕よりずっと上手くて、
なんでも笑い飛ばしてくれる。
でも。
時々、君の背中が小さく見える
君が、今すぐにでも消えてしまいそうな感覚になる
思えばさとみくんだって人間だ
時々見えるその儚さは彼の弱さだろう
さとみくんは良くも悪くも、 自分の辛さに気づかないフリをするのが上手い。
今となっては言い訳にしかならないけれど、なーくんまで気づかなかったのは多分そのせいだと思う。
だから。
今度は僕たちが、
そんな君を助ける番、だよね?
ころん
莉犬
ころん
ころん
莉犬
そうして、数時間が経過した。
さとみ
ころん
ころん
さとみ
僕たちを見た瞬間、ソファから離れて 僕たちから距離を取ろうとする。
そんなさとみくんの腕を引っ張った。
さとみ
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
ころん
少し怯えた様子で僕に謝るさとみくん
そんな様子を見兼ねたのか、 なーくんが優しい口調で話しかける。
ななもり。
なーくんはさとみくんのそばにしゃがみこんで問いかける
ジェル
ジェルくんはなーくんの反対側にしゃがみこむ。
るぅと
るぅとくんは、ジェルくんの隣に しゃがみこむ
莉犬
いたずらに笑って、なーくんの隣に しゃがみこむ
きっと、さとみくんの正面は僕の場所
その場所に膝をついて、言う。
ころん
少しの沈黙の後さとみくんが口を開く
さとみ
「こわい」
この3文字はさとみくんの気持ちを表すのにぴったりな言葉だろう
そして、緊張の糸が切れたように、 ぽつりぽつりと話し始めた。
僕たちが気づけなかった、 さとみくんの不安や恐怖を。
聞き終わったあと、1番に口を開いたのはなーくんだった。
ななもり。
ななもり。
るぅと
莉犬
ころん
ジェル
ジェルくんのツッコミでみんなが笑う
さとみくんは泣いているのか笑っているのか分からないけれど、さっきより だいぶいい顔をしている…気がする笑
さとみ
さとみ
ころん
ななもり。side
さとみ
ころん
みんなもつられて笑う
ななもり。
さとみ
ななもり。
俺はさとみくんに飛びついた
さとみ
さとみ
莉犬
るぅと
そう言って左側(?笑)に抱きつく るぅとくん。
莉犬
反対側に莉犬くん。
ジェル
バックハグをするジェルくん
ころん
ころん
ころん
ななもり。
さとみくんとハグをするころちゃん
俺は……
ななもり。
るぅと
ジェル
ころん
莉犬
さとみ
さとみくんのいつものツッコミに みんなが安心したように笑う
これからは頼ってね
そう願って、俺はもっと強くみんなを 抱きしめた。
_1つの色が転んで泣いている
遅れた分ならば、皆で取り戻そう_。
𝐹𝑖𝑛.___
主
主
主
主
主
主
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