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何度セカイか眩んでも

陽炎が嗤って

奪いさる。

繰り返して何十年?

陽炎

もうとっくに気がついていたろ?

陽炎

これがよくある話なら

陽炎

結末なんて1つだけさ

!?

気がつくと僕は何時もの 横断歩道にいた

(ボーっとしてしまっていた…)

類。

ん?

ここまでありがとな

(同じ…!)

司くんはそう言った後

赤信号に向かって走っていった

っ…

僕は気がつくと足を踏み出していた

それはきっと今までで1番力強い 1歩だっただろう

そして迷いのない1歩だった

そのまま司くんの腕を引っ張っり歩道に投げる。

司くんこそは無事だった

だが

引っ張った衝撃で

僕は道路に投げ出された。

眼先にトラックがせまる

尻もちをつき目を見開き凍りつく司くんの横には

何か言いたげな陽炎が立ち尽くしていた

何時も邪魔をする陽炎。其奴に一泡吹かせた感覚になった気がした。

ざまぁみろよ。

そう陽炎にいい放った後

僕の意識は司くんの断末魔と共に暗転した。

あ、あぁ

目の前の惨劇に俺は脳が追いついていなかった

何故

未来が変わった??

なぁ

類…!

これは…お前じゃない…

この塊は一緒に今帰っていた 類じゃない…

…なんで

なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで

なんでだ…

(๑﹏๑;)クラッ

めまいが…

(また過去に戻るのか??)

また失敗したら…

(もう2人で幸せになれるセカイなど
もうないのか。)

いやだ…

俺はもう…

もう見てられない…

類が死ぬのも…

そうだ

俺は…割れたガラスの破片を 手にした

これがもし…

俺と類の物語で…

キャストがいる限り

主役がいる限り

終わらないセカイという
モノだったら。

俺は…

この物語を終わらせる

過去に戻る前に主役が死ねば

この物語は崩壊するはずだ。

大丈夫だ!類!

今俺もいくから。

2人で…もうこの惨劇を

もう…

終わらせよう。

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