TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

𝑇𝑎𝑒ℎ𝑦𝑢𝑛𝑔.

... 俺は ..

困ったように笑う先生は , 頭をかいて泣きそうな顔をしている .. いつもは違反して怒ってばかりの先生なのに , 初めて見る , 先生の切なそうな表情 ..

ねぇ , せんせ ? 好きって言ってよ ..

中学まで真面目に校則違反もせず , 教室の隅っこで大人しくしていたのにさ , 目立つことが何よりも嫌いだったのに ..

高校に入学して , 先生と出会って , さ. 初めて"一目惚れ"っていうやつを経験して , それくらい先生の事を好きになったから , 校則違反して目立ってまで ,

今まで .. 先生に振り向いてもらうためだけに頑張ってきたのに .. さ.

𝑇𝑎𝑒ℎ𝑦𝑢𝑛𝑔.

..

𝑇𝑎𝑒ℎ𝑦𝑢𝑛𝑔.

生徒と先生だ .. な ? ぐが .. お前ならこれが何を意味するのか , 分かるだろ ?

.. 初めての .. 名前呼び ... ッ

今まではずっと"お前"か"チョン"だったのに .. ッ

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

.. ッ

知ってる , 知ってるよ . そんなことくらい .

生徒と先生の関係じゃ , 恋愛しちゃいけない , 許されない関係だってことくらいさ , 知ってるのに.

先生はまだ僕の事を子供扱いしてるんだな .. それだけの事実に泣きそうになるよほんと.

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

僕は .. 僕はそういうのが聞きたいんじゃなくって ..

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

先生の , 気持ちを聞きたい , ちゃんと聞きたい ..

𝑇𝑎𝑒ℎ𝑦𝑢𝑛𝑔.

.. ん

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

ッッ .. !!!

息が詰まるような思いがした.

三年間の想いがすべて否定された.

先生が何気なくあげた左手の薬指には , 銀色の綺麗な指輪がはまっていた ..

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

...

視界がどんどんぼやけていく , 頬に何か温かいものが伝う.

流れ出しては止まらない涙を客観的に受け止めては思う , あぁ , 僕ってば , こんなに先生の事が好きで好きでたまらなかったんだな .. ってさ.

目の前で音を立てて崩れ落ちていった僕の初恋は , あっけなく消え去った.

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

.. ウッウッ .. ウゥ .. ッ ..

分かってるよ , 自分がいまどれだけボロボロかって .. けど , 今更保健室で休む気にもなれなくて , 生徒指導室を飛び出して教室に戻る ..

ガラガラッ

𝑇𝑒𝑎𝑐ℎ𝑒𝑟.

お前ッ , ノックくらい .. え, 大丈夫 .. か ?

普段 , 校則を一切守らない僕が大号泣しながら教室に駆け込んできたのだから , そりゃ驚くと思う、クラスの人たちだって引いてるし ..

けど、もうどうだっていいんだ. 初恋はもう終わったのだから.

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

うわぁぁぁぁぁぁぁっ

𝑇𝑒𝑎𝑐ℎ𝑒𝑟.

うぉ .. ど, どうした .. ?

ザワザワ ..

𝑇𝑒𝑎𝑐ℎ𝑒𝑟.

ちょ .. ジョングク, 一旦保健室行ってこい .. 、な ?

普段は怒ってばかりの先生の優しさが余計に心に染みて,もっと涙を誘うんだよ ..

とりあえず言われた通り素直にうなずいて、保健室に行く.

ガラガラッ

𝐽𝑖𝑚𝑖𝑛.

.. は-い .. ん、え、ジョングガ ? どうしt.. えぇ !?

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

.. 先生 .. ベッド借りてもいい ?

𝐽𝑖𝑚𝑖𝑛.

あ、うん .. どうぞ ..

突然、涙腺で崩壊した顔で現れたのだから、確かに戸惑うのはわかるけど.

なんか, 涙が止まらない .. フラれるってさ, こんなにつらかったなんて知らなかった ..っ

薬指に指輪って.. 絶対 ..

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

け, け,, けこ .. け.. けっこ .. こ .. うわあぁぁぁぁっ

𝐽𝑖𝑚𝑖𝑛.

.. にわとりみたいになってるけど.. 大丈夫, か ?

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

うぐすっ, けっこ .. け .. けっこん .. うぅっ

𝐽𝑖𝑚𝑖𝑛.

結婚 ? 誰が ?

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

うわぁぁぁぁぁ

聞いてない, 聞いてないし, 結婚なんてさっ !!

𝐽𝑖𝑚𝑖𝑛.

と, とりあえず横になりなよ, 話はあとで聞くからさ.

𝐽𝑖𝑚𝑖𝑛.

とりあえず落ち着いて, 寝た方がいい. な?

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

うぐっ, うっ, うっ ..

保険医のパク先生にベッドに促され, 横になるけど, 涙が止まらない.

ベッドは心なしかパク先生の白衣の薬品の匂いがした.

好きって .. 言ってくれるだけで, 良かったのになぁ ..

目が覚めた時には, パク先生は席を外していて保健室には誰も居なくて.

保健室の窓から飛び出した.

家に帰って, 精一杯のお小遣いをポケットに詰めて.

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

.. まずは .. どこに行こっかな ..

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

.. 美容室 .. かな.

最初の目的地を決めて, 僕は美容室に向かって道を駆けだした.

もう, いいや, 前までの自分に, 中学までの自分に戻らなきゃ.

この派手なピンクの髪色だって, 先生にフラれた今の僕にはもう必要ないし.

ピアスだって, このじゃらじゃらしたネックレスだって, いっその事, 全て捨ててしまおうか.

いくらになるんだろうな, 売ったお金とポケットのお金を合わせて制服でも仕立て直してもらおうか, 高い値で売れると良いんだけれども.

この三年間, 毎日先生に注意され続けた思い出も一緒に売ってしまえば, 少しは哀しみがなくなると思うし.

カランコロン ..

𝑊𝑜𝑚𝑎𝑛.

あら, ぐく君 ? どうしたのこんな昼間から, 学校は .. ?

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

ヌナ, 黒に染めて.

𝑊𝑜𝑚𝑎𝑛.

へ ? 染める .. の ? 今までずっと手入れしてきたんでしょ ?

𝑊𝑜𝑚𝑎𝑛.

ピンク色, あれほど気に入ったって ..

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

うん, でも今の僕にはもう必要ないんだ ..

𝑊𝑜𝑚𝑎𝑛.

あら .. 分かった, じゃあ座って頂戴 ..

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

あと, 髪も整えてください, 校則違反しないくらいに.

𝑊𝑜𝑚𝑎𝑛.

えぇ, どうしちゃったの ? 急に .. とにかく分かったわ.

鏡に映る僕は, 濡れて見えた.

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

おじさん, これどのくらいで売れる ??

𝑀𝑎𝑛.

お ~ ぐが, 久しぶりだなぁ ?

𝑀𝑎𝑛.

これを売るのか ? う ~ ん, 結構いいブランドだしなぁ ..

𝑀𝑎𝑛.

鑑定してくるからしばらく待てる ?

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

うん.

𝑀𝑎𝑛.

何か飲んで待ってるかい ?

𝑀𝑎𝑛.

いつも通りのコーヒーで良い ?

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

ううん, オレンジジュース.

𝑀𝑎𝑛.

え, あ, 分かった, すぐ淹れてきてから鑑定はじめっから.

いつもは見栄を張って, コーヒーを頼んでいた.

先生に見合うような男になりたくて, 背伸びをして苦いコーヒーを飲んでいたのに.

久しぶりに飲んだオレンジジュースは, 甘くて, 泣きそうになる味だ.

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

お姉さ ~ ん .. 制服, 整えてほしいんだけど ..

𝑊𝑜𝑚𝑎𝑛.

あ, グク君じゃんっ, 入学式で制服仕立てた以来ね ?

𝑊𝑜𝑚𝑎𝑛.

久しぶり, 制服を整えるって?

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

うん ,,

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

制服の形を変えたりしてたから ..

𝑊𝑜𝑚𝑎𝑛.

あらら, じゃあ採寸するわね ??

𝑊𝑜𝑚𝑎𝑛.

お金は大丈夫そう ?? 制服結構高いけど ..

𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.

それは大丈夫,,

𝑊𝑜𝑚𝑎𝑛.

そっか, じゃあ採寸しましょう.

お年玉と売り払った分の全財産はポケットに入れてきた.

着々と採寸されてゆくメジャーを見ながら, 僕は深くため息をついた.

♡ → 700..

遅くなりましての更新, お久しぶりです, 長らくの間更新できずすみませんでしたっ..

次回作は結構進展と言いますか, まぁああいう系のストーリーで興味深くなっているのではないかと思っておりますので, ぜひお楽しみに !

グテペンさんが多くいらっしゃるのでしょうか, グテの物語を出すといいね数が半端なくなるのは何でなのかな ..

とりあえず, 次回作が自信あると言いますか, お楽しみにしていただけると嬉しいです! !

loading

この作品はいかがでしたか?

2,150

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚