TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

毎朝通勤の度に

ぶつぶつ言っている一人の男を見かける。

男の近くの壁に寄り掛かり

内容を盗み聞きした。

目の前を女性が通る。

と呟いた。

会社員

(なんだただの悪口か。)

次にビジネスマンが通る。

会社員

(あぁ、まさに普通の人間って感じの人だな。)

別の日、また盗み聞きしてみる。

やつれた男が通る。

会社員

(牛?)

会社員

(どちらかと言うと痩せた鳥だが…?)

次に肥満の男が通る。

野菜

会社員

(野菜?)

会社員

(豚の間違えだろ?)

会社員

(いや、もしや次に生まれ変わる生き物)

会社員

(すなわち転生を言い当ててるのか!?)

その後、何度も観察するうちに

確信へと変わった。

ある日、思い切って男に

会社員

その能力を身につけさせてくれ

と懇願した

男は私を見つめ

私の頭に手をかざした。

それから男はいなくなった。

仙人だったのだろうか?

はたまた神か?

何にせよ、私は能力を身につけた。

それは期待するものとは違っていた。

単に

その人の直前に食べたものが 分かるだけだった。

この作品はいかがでしたか?

29

コメント

1

ユーザー

えっ……じゃあ人って…… まじか……

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚