神主と狐【🤪💎】

【注意】 ・このお話はご本人様とは一切関係ありません ・青水 ・動物化表現有り ・地雷さんはブラウザバック

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平日の昼下り

仕事があらかた済んだ俺はお茶をすすりながら一息つく

山の中にある小さな神社

親の影響もあり現在はここで神主をしている

それもそのはず

ここは滅多に人が来ることが無く依頼も少ない

そのため毎日同じことのローテーション

ここ最近妙なことが多く起きる

1つは本堂前が荒らされていること

正確には片付けた落ち葉が散らばりまくってる

不可解なことはもう1つ

そう

祠のお供物が消えることだ

最近和菓子だのお茶だの供えたものが全て消える

話によればここには神が祀ってあるらしい

まぁ…知らんけど

そこで俺は考えた

毎日色んな物を置いてみてはいいのではないか

供えたものが全て無くなるとは言ったものの偶に残っているときもある

正直罰当たりな気もするが…まぁいいだろう

【メモ】 ・和菓子☑ ・生肉☑ ・お茶☑ ・ピーマン☒ ・ドッグフード☑ ・チュール☒ ・人参☑ ・魚☑ ・油揚げ☑ ・豆腐☒ ・トマト☒ ・じゃがいも☑ ・チョコ☑

罠なんて作ったことない

見様見真似で籠と紐､木の棒を使った見え見えの仕掛け

籠が閉まってゴソゴソと動いている

こんな罠に引っ掛かる馬鹿おったんや

籠を開けると案の定狐が中にいた

しかし普通の狐とは違い水色の毛並み

とりあえず縄で縛って引きずりながら台所に運んでるんやけどさ((？

小動物とは思えないくらいの重量がある