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私の友人は怖いもの知らずだ
小学生の時はよく“コックリさんや”
“トイレの花子さん”をやるのに
つきあわされた
美里(友人)
もちろん知っていた
いやでもテレビやネットニュースで
目に入る
そうTERRORとは大人気の
スマホ小説アプリだ
でもあえて知らないふりをする
叶芽(主人公)
叶芽(主人公)
美里(友人)
笑いながらそういう
少しイラッときてしまう
美里(友人)
美里(友人)
叶芽(主人公)
きっと美里の事だろう
変な都市伝説でもあるんだろう
美里(友人)
美里(友人)
美里(友人)
叶芽(主人公)
美里(友人)
叶芽(主人公)
美里(友人)
カフェに美里の声が響く
叶芽(主人公)
美里(友人)
美里(友人)
美里(友人)
美里(友人)
叶芽(主人公)
美里(友人)
美里(友人)
叶芽(主人公)
~家~
別に…気になってないんだけどね…
そう言いながらスマホの
ショップを開いた。
叶芽(主人公)
そう言いながら猫?の書かれた
アイコンをクリックする。
へー…
私も作品投稿しようかな…
数々の一般作品を見ながらそう思う
私はカップルの甘酸っぱい恋を
描いた作品をかいた
~次の日~
男子生徒
男子生徒
叶芽(主人公)
私は酷く驚いた
私はもしかして…10000分の1かもしれない……
驚くようにその男子生徒との
エピソードは私のかいた作品
と同じだった
甘酸っぱい…でも最後は酸っぱかったんだ…
そう…私の作品は失恋をした少女を
えがいてたんだ…
私はそのことをすごく後悔した…
そして私はある夢物語を
かくことにした
イケメン俳優と普通女子の恋を
えがいた甘すぎる作品を…
イケメン俳優
イケメン俳優
叶芽(主人公)
私は今最高に幸せだ…
でもその幸せは長く続かなかった
簡単に手に入れた幸せこそ
すぐに飽きてしまう…
私は自ら彼と別れることを選んだ
でも思い通りに行かなかった
作品から外れる事は出来ない
かごから飛び出すことが出来ない…
私はその作品を削除した
そうすると何も無かったかのように
イケメン俳優は美人な女優と付き合っているという
報道がニュースで流れていた…
ものに戻った何も無かったかのように
でも確信した
私はこの世界の中心にたてる。
まずは邪魔なものから削除しないと…
美里(友人)
叶芽(主人公)
私は邪魔なもの…
美里を削除する事に決めた
連続殺人犯に殺されるエピソード…
苦くて苦くて苦い
美里(友人)
叶芽(主人公)
ことはするする進んだ
「グサッ…」
鈍いナイフの音
鉄臭い血の匂い…
叶芽(主人公)
なんで…なんでなんでなんで?
なんで私なの…なんで…
美里は何もかも分かったように
ニヤリと笑い…
笑いっ…?
私は思い出した…
作品に起きたことは全部自分に起こるんだ…
私が最後に見たのは
私のカバンからスマホを抜きとる美里の姿だった…