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ことみ
ことみ
つとむ
今日は月に1度デートに行く日だ。 毎月一緒にゲームセンターに 行ったり映画館に行ったり。 中学3年生にしては 多く遊ぶ方ではないだろう。
ことみ
つとむ
白人、金髪の私は日本人と イギリス人のハーフだ。 そのため小さい頃から 日本に住んでいる私は 周りからひと目置かれる存在だった。
すごいと言う人もいる。 しかしなかにはあいつだけ 目立ってズルい。 と言う人もいた。 正直コンプレックスに近かった。 なにも凄いわけじゃない。 目立ちたかったわけじゃない。 なのに周りからは ひと目置いて注目される。 もう黒に染めようかと 思ったこともある。 しかしそんな時ある人物が現れた。
ことみ
つとむ
ことみ
つとむ
こんなことを考えても 仕方ない。 そう思い2人家を後にした。
ことみ
ことみ
電車に揺られて数十分 乗り物酔いをした私は 目的の駅へ降りた。
ことみ
つとむ
ことみ
一息ついた私は鏡に向かって そう言葉を溢す。
ことみ
つとむ
駅を降りた私たちは 都会な街並みに驚かされる
ことみ
ことみ
ことみ
ことみ
つとむ
ことみ
酔いが完全に忘れた私は 彼を連れて映画館へ向かった。
ことみ
今日ここまで来てみたかったものは
ことみ
迫力のある映画だと テレビで聞いたので 来てみただけなのだが
ことみ
上映が開始します。と アナウンスが流れ あたりは暗くなる。
これでこそ映画だ。
映画の出演者A
映画の出演者B
ことみ
映画の出演者A
映画の出演者B
高波で遭難した2人を助けている。 しかしもう1人は海に沈み もう望みはない。
ことみ
頭にズキりと、電気が走ったような 痛みを感じる。
映画の出演者B
またズキりと、耐えられないほどの 痛みが頭を駆け巡る。
ことみ
気付けば映画のことなど忘れて 映画館を飛び出していた。
謎の頭痛、謎の吐き気、謎の胸苦しさ
何もかもが襲ってくる。
ことみ
理由などわからない。
だがしかし
一つだけ分かることがあった
ことみ
その答えは返ってこなくて
その言葉は 映画ではなく、手元の人形 へ向けられていた
ことみ
気付けば彼氏は彼氏ではなくなっていて ただの人形に成り下がっていた。
彼氏が彼氏ではなくなっていく
ことみ
いつしか私の手にあった彼氏は 人形になっていて
その彼氏は偽物だと気づいた
ことみ
ことみ
ことみ
ことみ
ことみ
ことみ
その声は誰にも届くことはないだろうけど
ことみ
ことみ
つとむ
部屋には私1人の声が
響くことなく消えていった。