男
チッ‥‥‥。
俺は、昔の記憶がない。 多分‥五歳の頃にいつの間にか 図書館に居たんだが‥‥。 その時には記憶が無くなっていた。
男
俺は‥俺は‥‥誰なんだよ。
名前も覚えてない。
俺は、町の中を歩いていた。
男
ん??
その時に、俺の耳にある 情報が入ってきた。
少年
なぁ。知ってるか?
少女
何?
少年
ここら辺に
少年
自分の記憶が見れる
図書館があるんだぜ。
図書館があるんだぜ。
少女
え~!!
少女
私の未来の姿見れるの?
少年
いいや。見れねぇけど。
少年
自分の人生での経験を見直すことが出来るんだって。
少女
へぇ♪
そう言って、少年少女は歩いていった。
男
‥‥図書館
男
行ってみるか。
数時間後
男
此処か。
ガチャン
謎の店員
いらっしゃいませー♪
男
おい。俺の本を見させてくれ。
謎の店員
分かりました。
男
(本当に、在るんだな。)
謎の店員
こちらです。
男
これか。
謎の店員
ごゆっくりどうぞ~。
パラパラ‥
男
あ?!なんだこれっ!
五歳より下のページは
白紙だった。
男
おいっ!!お前!
男
これは、どういう事だ!!
謎の店員
貴方がしたんでしょう?
男
は??
謎の店員
貴方が五歳の頃に
謎の店員
ここに来て、過去のページの記憶の一文、一文を消したんじゃないですか。
それを聞いて俺は
絶句した。