二人に重くのし掛かる沈黙
土方十四郎
それを破ったのは、土方さんだった
葛葉
土方さんはドンッと床を強く蹴り、私に向けて木刀を振り下ろす
葛葉
私はそれを咄嗟に受け流し 土方さんの腹に向けて、突きを喰らわそうとするが
土方十四郎
葛葉
私は土方さんに足払いを喰らい そのままバランスを崩し 尻餅をついた
土方十四郎
土方さんは私に木刀を向ける
葛葉
土方十四郎
私が苦笑いを溢すと、 土方さんは私に手を差し出した
葛葉
私は土方さんの手を取り 立ち上がった
土方十四郎
土方さんは私の頭をぽんぽんと 撫で
土方十四郎
沖田総悟
お妙
土方さんは木刀を戻し、 肩に上着を担ぎ
土方十四郎
沖田総悟
そう言い、二人は未だにショックを受けている近藤さんを連れて 去っていった
葛葉
私はそのままへたりと座った
お妙
お妙
葛葉
その時、聞き慣れた声が聞こえた
坂田銀時
葛葉
坂田銀時
銀さんは私の前でしゃがみ
坂田銀時
葛葉
坂田銀時
銀さんは乱暴に私の頭を撫でた
葛葉
貴方が、私の支えになってくれたから
坂田銀時
葛葉
私はスッキリとした気持ちで そう答えた
坂田銀時
お妙
坂田銀時
葛葉
私は銀さんに手を取られ、道場を後にした
お妙
葛葉
坂田銀時
葛葉
私は疑問に思いながらも、銀さんの後に着いて行った
着いたのは、大型スーパーだった
スーパーの前には
神楽
志村新八
葛葉
坂田銀時
私達は新八君の方へと向かい 神楽ちゃんが私に抱きついた
神楽
志村新八
坂田銀時
葛葉
その瞬間、3人が固まった
葛葉
何かまずい発言をしてしまっただろうか?
神楽
葛葉
葛葉
葛葉
その瞬間、神楽ちゃんは無言で 私の肩を掴み、
神楽
神楽
葛葉
志村新八
坂田銀時
坂田銀時
神楽
志村新八
葛葉
その後、私達はすき焼きの材料を 買い、万事屋へと戻った
荷物はなぜか、私にだけ持たせてはくれなかった、
ぐつぐつと煮え立っている鍋を前に、私達3人は食卓を囲んでいた
志村新八
坂田銀時
坂田銀時
神楽
神楽
坂田銀時
志村新八
坂田銀時
神楽
坂田銀時
神楽
神楽
志村新八
葛葉
な、なんの話だろう、
葛葉
志村新八
新八君が蓋を開けると 鍋の良い匂いが部屋全体を包んだ
葛葉
志村新八
葛葉
新八君がよそってくれ、 私はそれを口へ運ぶ
葛葉
たまごと良い感じにお肉が絡み合っていて、凄くまろやかだ、
坂田銀時
葛葉
私がそう返事をすると、 3人は優しく微笑みを向けた
葛葉の幸せそうな表情を見て 心底安心した
最初は何かに怯えているような いつも泣きそうなツラをしていたが、
今は色々な表情が現れている
坂田銀時
問題は、こいつらだ
志村新八
神楽
こいつらは肉を食べる為なら どんな行為もいとわねぇ
だが葛葉がいる以上、 下品なことは出来ねぇだろう
この勝負、もらった!
坂田銀時
坂田銀時
さぁ、これでどうでる?!
志村新八
神楽
アレェェェェ?!?!
なんで?!こういうとき お前ら乗っかるじゃん?!?
まさかっ、葛葉がいるから 変に意地を張れねぇってことか?!
坂田銀時
俺は茶碗によそい、 そのまま口へ運んだ
志村新八
神楽
志村新八
葛葉
坂田銀時
葛葉が楽しそうに笑った瞬間、 ドキリと鼓動を鳴らした
坂田銀時
神楽
坂田銀時
神楽
神楽
坂田銀時
神楽
志村新八
相変わらず、万事屋は 騒がしかった
コメント
4件
うわぁぁ!!! え、あ、作者様すごすぎ! 銀魂のツッコミとボケあれちょームズいはずなのに 完璧にできてて憧れるッ!!!