朔♀
朔♀
颯瑛
颯瑛
朔♀
颯瑛
颯瑛
颯瑛
朔♀
颯瑛
颯瑛
朔♀
颯瑛
朔♀
START(*˘︶˘*).:*♡
俺には好きな人がいる。 でもこの気持ちは 伝えられない。 相手が男だから? メンバーだから? うぅん。 俺に伝える 勇気が無いから。
LINE
ヒロ
朝起きて メッセージアプリを開くと ヒロからメッセージが 届いていた。
送信時間を見て 三時間前だってことに 気づいて 急いでメッセージを送る。
うり
急いで洗面台に行って 準備をする。 顔を洗って、歯磨きして
その間も頭の中は ヒロでいっぱいだった。
ヒロは朝起きるの 早いんだな… 偉いなぁ…
すぐ返信出来なかったな… もう他の人と 撮影してるかな
俺と撮影するの 楽しいのかな…
メッセージ1つに ここまで考える。
俺は拗らせてるなって 思う。
ヒロ
やった!!だって、可愛いな。 喜んでるな。
ゆっくりでいいって 優しいな。
何だってもう嬉しいのだ。
マイクラの撮影
うり
ヒロ
ヒロ
うり
マイクラの撮影を 三本程して 今日の撮影は終わった
通話
ヒロ
ヒロ
うり
うり
ヒロ
うり
また次があるんだ。 ってもちろん 俺たちの活動上 撮影は一緒にするし、 リスナーさん達も 喜んでくれるからなのは 分かってる。
分かってるけど 嬉しいんだ。
ヒロ
うり
でた。 最近ヒロがよく言う うりさんしか勝たん。
そんな優しい声で 言わないで。 期待しちゃうから。 分かってる、 分かってるよ。 ヒロにそんな感情は 無いって。
分かってるから辛いんだ。
その言葉を聞く度、 ヒロは俺の事 何も思ってないって 分かってるのに、 嬉しくなってる 俺がいることが辛い。
俺、 ちゃんと笑えてるかな。 隠せてるかな。
ヒロ
うり
舞い上がらないように わざと冷たく返す。 だってどうせヒロは 誰にでも言ってるし、 俺の好きとは 違うんだから、 これくらい許してよ。
ヒロ
うり
ふざけた好きでも 俺にとっては ヘッドホン越しに 心臓の音が伝わらないか 心配なくらい ドキドキして 何回言われても嬉しくて。
いいなぁヒロは、 好きって言えて。 俺も好きって言いたい。
でも この関係を壊したくない。 だから言えない。 だって、 俺達は男同士で メンバーでって 壁がありすぎる。
これで告白して 気まずくなったら 周りにも迷惑がかかる。 だから俺はこの気持ちを 押し殺すんだ。
ヒロ
ヒロ
うり
ヒロと電話が切れる。 この時間が一番嫌いだ。 楽しかった時間が終わる この瞬間が。
だって、 またこの時間が訪れるとは 限らないんだから。 俺たちはそういう 関係なのだから。
うり
俺は今日も、 伝えない言い訳を作って 大好きな人への気持ちを 1人で呟く。
朔♀
颯瑛
朔♀
朔♀
颯瑛
朔♀
おつおつ♪