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投票の後、自由時間となった
まだお昼を食べていなかったと言うと GMが食事は用意されていますと 言ったので皆で食堂に移動した
そこには十分と言える量の "12人分"の食事が用意されていた
食べ終わった後 直ぐに席を立った者が殆どだった
翠榮 瑠偉
僕には食事が美味しかったと 喜んでいる瑠偉が 異様な物にしか見えなかった
このゲームから抜け出す方法について 鬱魏と轟さんに話しかけられたが 頭が回る気がしなかったので 付き合って貰わない事にした
資料室に行ったが 特に何もしなかった
この行動は後悔する事になると わかっていても…
何も…手につかなかった
そして、気づいた時には
もう午後5時となっていた
元々、体が弱かった
小さい頃から外に出れなくて 毎日病院のベットで寝たきり
何度も来てくれた幼馴染も 1年が立ちもう来なくなった
母親も遅くまで働いていて 見舞いには殆ど来ない
毎日起きると置かれている 本を読む位しかできない
ボクは孤独だった
6歳の頃隣のベットの 叔父さんに話しかけられた
毎日寝たきりではつまらないだろう クイズを出してやろう。と
何故こんな事を言うのか 理解出来なかった
今まで話しかけてくれなかったくせに
翠榮 瑠偉
最初は断った
ただ、余りにも何度も話しかけて くるもんだから仕方なく話に乗ってやった
叔父さんが出したクイズ、それは
25.63×756.38=
簡単過ぎた バカにしているのだろうか 本でやり方は知ってる
ボクは言ってやった
翠榮 瑠偉
そう言うと叔父さんはニコリと笑った
気味が悪かった
後から知ったが あのクイズは6歳児が解く問題では 無い様だあんなに簡単なのに
病院の中でボクの事を天才だ。とか 神様からの贈り物だ。とか 訳の分からない噂が流れた
主犯は叔父さんだろう
あんなクイズ本を読んでれば 誰でも解ける
その後は叔父さんから出された クイズを数秒で答える日々が続いた
努力家とか色々言われたけど まるで意味が分からなかった
叔父さんから病気が治れば 君は世界のトップに立てると言われた時
特に何とも思わなかったが
周りの奴らから 病気じゃなければ…とか 調子に乗ってるから病気になったんだとか 色々言われるようになった
ボクが可哀想⁇お調子者⁇ 理解は出来なかったが 無償にイライラしてきて
それで、泣いた
悔しかった
ボクの事何にも知らない奴らが ボクの事を知った様な口ぶりで ボクの話を始める
それで可哀想だの調子に乗ってるだの 病気じゃなければだの
オマエラはボクの何なんだよ
そこから、ボクは変わろうとした
口調も明るくして 皆に好かれる様に 髪型も変えて素振りも変えた
ボクの事を悪く言う奴には 何度も話しかけて 仲良くなってやった
それを続けてたら ボクの噂話をする人は居なくなった
皆、ボクに直接話しかける様になった
ボクは、ただそれだけで良かった 影でコソコソ悪口を言われるより 面と向かって言われた方が何十倍も良い
何もかも上手く行く気がした
ある日医者に呼び出された
部屋に入ると 珍しく母親が居た 何年振りだろうか
「落ち着いて聞いてください」
「君はもう…5年しか 生きられません」
翠榮 瑠偉
まだ8歳だった
医者の言った言葉の重みが もうボクには分かる
母親は泣かなかった
ただ一言ボクに向かって
「ごめんね………」
そう言った後ボクを抱きしめた
なんだか今までやってきた事が 馬鹿馬鹿しくなって
ボクは自由になる事にした
ボクの病室は1人部屋だ
叔父さんなんて人は存在しない
毎日ベットの横に新しい本を 持ってきたのはボクだ
毎日クイズを作ったのもボク
天才の噂を流したのもボク
医者の言葉を理解したのもボク
医者の言葉を理解出来る様に してしまったのもボク
全部、ボク自身の物だったんだ
そして、自由になった
ボクに会いたいと言う人が来たので 仕方なく会ってやった
？
翠榮 瑠偉
？
翠榮 瑠偉
？
翠榮 瑠偉
？
翠榮 瑠偉
？
翠榮 瑠偉
？
翠榮 瑠偉
？
翠榮 瑠偉
？
翠榮 瑠偉
翠榮 瑠偉
？
翠榮 瑠偉
？
？
翠榮 瑠偉
？
翠榮 瑠偉
神宮寺 拓哉
GM
【遺体解剖】
静かな部屋で瑠偉は ベットに寝かされていた
翠榮 瑠偉
口にガムテープを貼られ さらに手足を拘束され 身動きが取れない様だ
ガチャ
扉の開く音が聞こえ 数名の男が部屋に入って来る
「解剖、開始します」
「メス」
男がメスを男に手渡す
ズシャッ…
すると男は瑠偉のお腹を切り裂く
翠榮 瑠偉
何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
翠榮 瑠偉
瑠偉は必死に抵抗するが 無常にも全身を切り裂かれ続ける
ガムテープを貼られている為 声も出せない
次第に瑠偉が抵抗しなくなっていく
瑠偉が殆ど動かなくなった後
男はメスを縦に持ち
ザクッ
瑠偉の心臓に突き刺した
男達は無言で去って行った
その後瑠偉の寝ていた ベットが折り曲がり
瑠偉の足と頭がくっついて 柔軟運動の様な体勢になり
そのままベットは曲がり続け
瑠偉をグチャグチャに潰した
コメント
15件
とりま後で状況整理って感じかなぁ～ 次も楽しみにしています！
ご意見ご感想お願いします！ 役職予想などもお待ちしています！ ワンチャン消される…:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):
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