篠崎 美優
篠崎 美優
篠崎 美優
美優は何かを言おうと口を開けたが
事情があるのか口に出すのを辞めた
坂戸 麗奈
少し気になったが深追いはしなかった
篠崎 美優
ここからは学校のことやら
最近の恋愛、たまに弱音を吐いたり
会話を楽しんだ
…………
篠崎 美優
時計を見ると18時
篠崎 美優
坂戸 麗奈
佐藤 桜
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
篠崎 美優
佐藤 桜
家に帰ると「ただいま~」と口に出した
だが誰もいないらしく帰ってくるのは沈黙だけだった
坂戸 麗奈
私は自分の部屋へ駆け込んだ
扉を開け、ベッドに飛び込む
今日の疲れが一瞬で取れる気がした
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
1人でそんなことを言っていると
ピコンッ🎶
とお馴染みの音をたて、スマホが鳴った
画面を覗き込むと…
坂戸 麗奈
トーク画面
清水 星
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
清水 星
坂戸 麗奈
清水 星
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
清水 星
坂戸 麗奈
清水 星
坂戸 麗奈
清水 星
清水 星
坂戸 麗奈
清水 星
清水 星
坂戸 麗奈
清水 星
清水 星
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
星くんと会う約束をした日
図書館
坂戸 麗奈
例の個室に行ってみることにした
案の定、彼はそこにいた
坂戸 麗奈
清水 星
手を振り挨拶をする星くん
いつ見ても綺麗な顔立ちだ
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
清水 星
坂戸 麗奈
清水 星
と言いながら目をそらす星くん
なんとも歯切れの悪い返事だった
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
清水 星
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
清水 星
と言って口角をニッと上げる
普通の男の子がやるといたずらっ子ののような表情になるだろう
だが、星くんがするととても色っぽく見えた
坂戸 麗奈
不意にもキュンとしてしまう
心臓がドクンと大きな音をたて、跳ね上がった
清水 星
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
清水 星
そう言って立ち上がった星くんは
想像より背が高く、ゆうに私の身長を越している
見上げないと目が合わないほどだ
坂戸 麗奈
そう思ったが声には出さないでおいた
チケットとポップコーンを購入し、席に着く
ちなみに見る映画は流行りの恋愛もの
特に女の子を中心に大人気なんだ
私も見たいと思っていたところだ
星くんは女の子の好みまでわかっているらしい
清水 星
星くんが小声で囁く
男の人特有の低くて響く声が心地よかった
坂戸 麗奈
私も囁き返す
星くんは満足そうに微笑みスクリーンの方へ向き直る
近くで見ると改めて
美青年だと感じた
…………
映画が始まった
私はポップコーンの方へ手を伸ばす
すると手に触れたのは乾いたポップコーンの感触ではなく
暖かい、少しゴツッとした感触が手に触れた
坂戸 麗奈
疑問に思い、スクリーンから視線を引き剥がし
ポップコーンの方へ目を向ける
坂戸 麗奈
私は思わず声を上げそうになった
だって私が触れていたのは星くんの手だったのだから
坂戸 麗奈
私は謝り、すぐに手を離した
清水 星
星くんは少し顔を赤らめ
照れ隠しのようにそっぽを向いてしまった
私も何だか恥ずかしくなり
スクリーンへ視線を戻した
…………
そして映画はすぐにクライマックスに
まさかの結末に涙する周りの人々
私もわんわん泣いてしまった
チラリと星くんの方を見ると
星くんも泣いているようで
細い涙が星くんの
白くて綺麗な頬をつたう
坂戸 麗奈
そう思わずにはいられなかった
…………
清水 星
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
清水 星
坂戸 麗奈
清水 星
坂戸 麗奈
清水 星
坂戸 麗奈
その後もショッピング等を楽しんだ
星くんと過ごす時間は
変に気を遣わなくて凄く楽で
心の底から笑えた
…………
坂戸 麗奈
清水 星
清水 星
いつもの笑顔で笑う星くん
坂戸 麗奈
清水 星
清水 星
星くんが何か言いかけたとき…
???
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