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メモリー

第2話 - メモリー

2022年09月05日

#なにわ男子

#大橋和也

#藤原丈一郎

#創作

#夢小説

大橋のオタク

主

前回の続きです！

主

書くのがとっても楽しくてどんどん投稿出来ちゃいますね笑。

主

毎回読んでくださる皆さん。

主

本当に感謝しかないです。

主

連載系は投稿頻度がとてつもなく早くなると思いますが、どうかよろしくお願いします。

主

それでは！どうぞ！

丈が帰ったあと

澪

じゃあ、私も帰りますね

和也

あ、あぁ、うん

澪

では。

和也

あ、あのさ！

澪

？

和也

明日もここに来てくれる？

澪

…！

澪

来ていいんですか…？

和也

…うん。君といるとなんか安心するって言うか、君の笑顔を俺が引き出したいなって言うか…笑。

和也

丈くんの反応からして、俺、君との大切な記憶を忘れてるんだと思うんよ。だから、絶対に思い出したい。

和也

だから、また話そう…？

澪

でも、無理に思い出しても、大変なだけですから、ゆっくりでいいですよ。

澪

もちろん、明日も来ますね。では。

和也

…あ、うん。

澪の病室

澪

和也くん…っ。

澪

私だって、早く思い出して欲しいよ…

澪

また、前みたいに楽しく学校から帰りたいよ…

丈一郎

澪ちゃん

澪

丈くん…私、上手く笑えてたかな…

澪

和也くんの前で悲しい顔見せたりしなかったかな？

澪

私、私、

丈一郎

…

澪

今、和也くんの足でまといなのかな。

澪

和也くん頑張って思い出してくれようとしてるけど、そんなことしたってきっと思い出せないんだよ。

澪

しかも、いきなり出てきた知らない女の人の事を思い出さなきゃいけないなんて、和也くんにも迷惑だよね。

丈一郎

…そんな訳ないで。

丈一郎

大橋がもし記憶を取り戻した時、澪ちゃんがそばを離れてたら大橋悲しむで。

丈一郎

それに大橋は誰よりも澪ちゃんの事を愛してたんよ。そんな奴が迷惑なんて思うことはないよ。

澪

…ほんとに？

澪

…私、和也くんに思い出して貰ってもいいの？

澪

やっぱり私のことを助けなきゃ良かったなんて思われない？

丈一郎

…大橋はそんな奴ちゃうで。

丈一郎

必ず澪ちゃんの事思い出して、抱きつきに来るで。

澪

…そうだよね。うん。頑張る！

丈一郎

それでこそ大橋の彼女や。

丈一郎

応援してるで

澪

ありがとう

数日後澪が退院した後

澪

失礼します。

和也

あ、えーと、月島さん

澪

あ、覚えてていただけたんですね。

澪

ありがとうございます

和也

記憶能力がかけててん。なかなか覚えられへんくてごめんな。

澪

そうなんですね。全然大丈夫です。覚えて下さりありがとうございます。

和也

全然全然。

和也

…なぁ、月島さんに聞いたら悪いかもしれへんのやけど

和也

今ってサッカー部のみんなってどんな感じなん？

澪

今は大橋先輩がかけたあと、皆さんで何とか先輩の代わりを努めようと頑張ってますよ。

和也

そっか、なら早く退院しないかんやん笑

澪

そうですね笑。皆さん待ってますよ。

和也

俺元気なんやけどな〜。記憶能力がかけててまだ退院は無理やねん。

和也

色々すぐに覚えられたら退院なんて秒なんやけどな〜。

澪

…早く、覚えられるといいですね。

和也

せや、月島さんとの記憶もはよ思い出さんとならんしな。

澪

…そうですね。

澪

…大橋先輩。つかぬ事をお聞きしますが、

和也

なに？

澪

先輩は私のこと…

澪

いえ、なんでもありません。

和也

なんやねんそれ笑。

丈一郎

おーい大橋〜

和也

あ！丈くん

澪

では丈くんも来たので私はこれで

和也

今日もありがとうな

澪

はい。では

丈一郎

澪ちゃんまたな〜

澪が行ったあと。

丈一郎

…大橋

和也

んー？

丈一郎

…澪ちゃんの事どう思ってるん？

和也

月島さんのこと？いい子やなって思う。

丈一郎

…大橋。もう、嘘はやめや。

和也

…

丈一郎

俺知ってんで。澪ちゃんの記憶までしっかりあること。

丈一郎

ほんとのこといいや。

和也

…何でバレたんやろ。

丈一郎

何年お前と一緒にいると思ってん。

和也

…さすが丈くんやん。

和也

…あたりや。俺は澪を騙してた。

丈一郎

何でそんな事したん？

和也

…澪は、誰よりも可愛くて、優しくて。俺のそばに置いとくのはやっぱりいけないちゃうか思って。

和也

いい機会やし澪が俺から離れるチャンスやと思ったんよ。

和也

やのに、相当ショック受けてるやろうに。澪は、ずっと笑顔で接してくれて。

和也

やっぱり離れて欲しくないって思ったら体が勝手に動いててん笑。

和也

あれから、ずっと澪は笑顔で話してくれる。あんないい子は他にはおらん。

丈一郎

…澪ちゃん。

丈一郎

大橋の前だけは笑顔でいるゆーてたよ。いつかまた振り向いて貰えるようにって。

丈一郎

今からでも遅くないんとちゃう？

丈一郎

澪ちゃんにほんまのこと伝えてきたらええやん。

和也

…でも、ほんまのこと知った澪がどんな反応するかわからん。

丈一郎

…ならあんな事しなきゃ良かったやん。

和也

澪のためにも、そうするしかなかったんや。

丈一郎

澪ちゃん澪ちゃん。

丈一郎

お前、それは澪ちゃんのためやなくてお前のためや。

丈一郎

お前が自己満足したいがゆえのこの事件や。

丈一郎

なら、怖がる必要あるか？迷う必要あるか？

丈一郎

お前の自己満足のための彼女ちゃうで！

和也

…

丈一郎

…分かったらさっさと連絡しや。

丈一郎

俺は邪魔になるから帰るわ。

丈一郎

(こんな事。澪ちゃんが知ったら大変…)

澪

…丈くん

丈一郎

え、？！

澪

…さっきの話聞いたよ

丈一郎

…黙っててごめんな。

澪

ううん。全然。ありがとう

丈一郎

やっぱり大橋の事嫌いになった？

澪

…ううん。むしろ好きになった…笑

丈一郎

…なら、良かったわ。

丈一郎

余計なことしてほんまにごめん

丈一郎

…大橋のところ行くん？

澪

うん。

澪

話してくる。

丈一郎

行ってきや。

次回：大橋と澪ちゃんは仲直りできるのか！

主

ありがとうございました！

主

それではまた！

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