氷乘麗
さぁ教えな、雛鶴
雛鶴
ゴホッ
氷乘麗
あの手紙は一体誰へ渡すつもりだんったんだい?
雛鶴
(地上より空気が薄い…)
氷乘麗
フフッ
氷乘麗
息がしずらいだろう
氷乘麗
空気が薄いからねぇ
氷乘麗
答えな
雛鶴
ゴホッ
氷乘麗
誰に渡すんだい?
氷乘麗
答えたら出してやろう
雛鶴
言わない、ゴホッ
氷乘麗
…よっぽど
氷乘麗
死にたいようだねぇ…
雛鶴
!?
氷乘麗
お望みどうり
氷乘麗
してやるさ…
氷乘麗
さようなら、雛鶴
雛鶴
ン゛!
氷乘麗
フフッ
リンッ
氷乘麗
(とりあえず、雛鶴は大丈夫)
氷乘麗
(あの手紙…)
氷乘麗
(一体誰へ…)
氷乘麗
まぁ手紙は消した…
氷乘麗
風に当たりに行こうとしよう…
バサッ(鬼の姿になる)
氷乘麗
やはり、
氷乘麗
夜になっても人出は変わらないねぇ、
人
ねぇねぇ
人
ん?
人
何?
人
最近ここに鬼がいるらしいよ!
人
まさかw
人
鬼なんている訳
人
な…い、
氷乘麗
フフッ
シュッ
氷乘麗
鬼なんている訳…ねぇ、
人
あっ、
人
おっ鬼、なの、
氷乘麗
そんなに怯えなくても、
氷乘麗
安心しな
氷乘麗
私は鬼さ
人
いやっ、こっちに来ないで!
人
にっ逃げなきゃ、!
氷乘麗
…ニヤッ
グシャッ
氷乘麗
フフッ
氷乘麗
良かったわ、
氷乘麗
年老いたやつじゃなくて
氷乘麗
フフッ
氷乘麗
……
氷乘麗
…フフッ
氷乘麗
フフフッ
氷乘麗
早く柱に会いたいねぇ、
氷乘麗
戦争がしたいねぇ
氷乘麗
苦しんでる姿を見たいねぇ…
氷乘麗
…ニヤッ
ドンッ!
氷乘麗
?!
氷乘麗
(何!)
氷乘麗
ハッ!
堕姫!