ある日のお昼休み
僕達はいつも通りに
一緒にご飯を食べる。
たが、今日のさとみくんは
なんだか元気がない。
どうしたんだろ…。
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
ころん
さとみ
ころん
さとみくんは
こんなに落ち込んでいるのに
こんな事思うのはひどいと思うけど
僕は正直言って
めちゃくちゃ嬉しかった。
さとみ
ころん
さとみ
僕は勇気を出し、
彼を優しく抱きしめた。
さとみ
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
さとみ
彼の表情は見えないが
きっと困っているんだろうなと
思わせられるほど
彼の声は
震えていた。
そんなことお構いなしに
僕はキツく強く
彼を抱き締める。
と、その瞬間
彼が急に
せき込んだ。
さとみ
ころん
ころん
何度も何度も
彼を揺さぶるが
彼は僕の腕の中で
固まっている。
ころん
そう思い
すぐ救急車を呼び
先生を呼び出し
病院へと向かう。
救急隊
救急隊2
救急隊の人達は
そう言いながら
彼を救急車の中へと運ぶ。
僕は心臓をバクバクさせながら
彼を見つめる。
救急隊
ころん
返事をし、
即座に救急車に乗る。
あの後
彼は緊急手術をして
無事に一命を取り留めた。
お医者さんによると
彼の心臓がどんどん
弱まっていってるらしい。
歳を重ねるごとに
心臓な鼓動が弱くなってる。
さとみくんは
あと数ヶ月で僕の前から
いなくなっちゃうんだ…
そう思うと
なぜだが虚しい気持ちになる。
次の日
さとみ
ころん
彼に駆け寄り
まじまじと見つめる。
良かった
特に昨日の後遺症などは
見当たらなかった。
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
眉を八の字にして
彼を見つめる。
なんでこんなに
彼は冷静なんだろう。
僕はこんなに心配してるのに。
さとみ
ころん
僕に背を向けて
走り出した。
彼の背が見えなくなった瞬間
目から涙が溢れてきた。
学校で泣いてはダメだと思い
必死に涙を堪える。
だが、涙は止まることを知らない。
堪えたとしても
涙は溢れかえってくる。
僕は大好きな彼の事を
想いながら密かに
涙を流すのだった。
コメント
8件
フォロー失礼します!・゜(´^`)゜・
フォローとブクマ失礼します😭
感動しました(,,o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅,,)続き楽しみにしてます!