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Happybadend

第2話 - 第二章

2022年03月20日

#東リベ

#東京リベンジャーズ

#東京卍リベンジャーズ

#夢小説

#呪術廻戦

#クロスオーバー

二酸化炭素製造機

ﾇｼｯ☆

こんばんは。
第一章が思ってた3倍のびていてビックリ。
ありがたき幸せ。

ﾇｼｯ☆

今回も夢小説。
地雷の人は回れ右。そしてそのまま真っ直ぐ進みましょうね。
でも今回は夢主とモブ以外にも登場いたします。

ﾇｼｯ☆

では本編へ。
行ってらっしゃい。

そう絶望に打ちひしがれていたときある一人の女性が現れた。その女性の名は、

冥冥

瑠翔の恩人冥冥さん

この子、引き取ってもいいかい？

私はこの言葉に救われた。私にも味方がいた。私を信じてくれる人がいた。信じられる人がいた。

希望に満ち溢れた目でこれからどうするのかも、どこに行くかさえもわからないまま、冥冥さんに手を引かれながら歩いた。

初めて電車に乗った。初めて地元を離れた。そんな初めてに囲まれた中、勇気を出して聞いた。

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

あの、すみません。
コレどちらに向かってるんですか？

普通の小3なら、「どちら」なんていう敬語は使わない。もちろん冥冥さんもそれを承知で、私を引き取ったのだと思う。

冥冥さんは一瞬驚いた顔を見せてから口角を上げて言った。

瑠翔の恩人冥冥さん

それすら知らずに、よくここまでついてきたな。

私はなぜ冥冥さんが笑ったのか分からなかった。

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

……はい。

瑠翔の恩人冥冥さん

東京都立呪術高等専門学校
通称"高専"

東京という言葉しか頭に入らなかった。生前、父親がよく発していた言葉だったから。

パパンヌ

瑠翔。
東京に引っ越さないか？

幼き瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

トウ、キョウ？

パパンヌ

東京は凄いところなんだ。
こんな暮らしをやめて、東京に引っ越さないか？

何も答えることができなかった。

私は東京が凄い所だと言うことを知っていた。

それ故に、理解が追いつかなかった。

地元並みにまたはそれ以上に五月蝿い蝉の声。父の話とは真逆の景色。期待してた分、裏切られたような気がした。

冥冥さんは「学長室」と書かれた学級表札のある部屋に入った。というのも、

瑠翔の恩人冥冥さん

ここで待ってて

と言われたのだ。おそらくこの学長室の中で何か私に関係することを話すのだろう。

瑠翔の恩人冥冥さん

失礼しますよ。

モブモブしい学長

アレが噂の？

瑠翔の恩人冥冥さん

はい。水無瀬瑠翔。

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

（丸聞こえだけどね）

モブモブしい学長

あの眼が、五条家が欲しがっているものか。

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

（眼？五条家？）

瑠翔の恩人冥冥さん

それで、これからどうするんですか？

モブモブしい学長

あの子がそれでいいと言うのなら、高専で預かろう。

瑠翔の恩人冥冥さん

了解しました。では。

私は何も聞こえなかったフリをした。

ﾇｼｯ☆

お話の途中で失礼します。
背景が全然高専の寮じゃないのですが、これ以上それに似ている背景が見つからなかったんです。お許しください。

─────────────────

ここが私の部屋らしい。

瑠翔の恩人冥冥さん

これから君には、高専で呪術について学んでもらう。

瑠翔の恩人冥冥さん

日本の怪死者、行方不明者は年平均1万人を超える。その殆どが呪霊によるもの。人が生む負の感情は呪いと化し日常に潜む。呪いは呪いでしか祓えない。

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

え、でも私呪いなんて…

瑠翔の恩人冥冥さん

君のその眼は呪いを祓うことができる可能性が高い。さっきの学長との話、聞こえてたんでしょ？

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

（バレてる……）

瑠翔の恩人冥冥さん

君を欲しい欲しいとほざいている人間がいるんだよ。それが呪術界の御三家の一つ、五条家の連中。

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

そんなに、私の眼は強力なんですか…？

正直、嬉しかった。普通なら怖がったり怯えたりするのだろうけど私はそんな凄そうな人達が私を認めてくれたことが嬉しくて仕方なかった。

瑠翔の恩人冥冥さん

そりゃ勿論。
でも今は何も使えないからね。ここで修行を積み、実践する。

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

最初の目標は、呪霊を祓うこと。

瑠翔の恩人冥冥さん

話が早いね。

瑠翔の恩人冥冥さん

でも、呪術師は決して良い職業ではないんだ。

瑠翔の恩人冥冥さん

常に死と隣り合わせ。自分だけではない。時折り、人を殺さなければいけない時もある。

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

え、

瑠翔の恩人冥冥さん

それでも君は、呪術を学べる？

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

死と隣り合わせっていうのは、私が強くなれば、いい、話なんですけど…。

瑠翔の恩人冥冥さん

かなり強気だね。
でも人を殺せないかな？

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

いや、あの、別に私、そんな善人ではないんで、殺せと言われれば迷いなく殺します。

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

だって、殺さなければいけない人は、それ相応の罪を犯した人なのでしょう？そうなら別に、殺すことを躊躇ったりはしない。

瑠翔の恩人冥冥さん

大体はね。

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

大体……？

瑠翔の恩人冥冥さん

殆どの場合は、呪詛師という呪殺を生業とする奴らを殺す。

瑠翔の恩人冥冥さん

でも、カタギ…一般人を殺さなければいけないときがある。

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

なんで…

瑠翔の恩人冥冥さん

呪霊は知能があるからね。
カタギを人質にしたり、武器にしたり…。

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

そうならないように、呪術師がいるんじゃないんですか？

瑠翔の恩人冥冥さん

そう、だね。
それを防ぐのも、呪術師の仕事だ。

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

あの、先程、死と隣り合わせなのは自分だけではないって仰ってたと思うんですけど、仲間の死を見届ける場合もあるってこと、ですよね？

瑠翔の恩人冥冥さん

あぁ。それが一番気にかかるのかな？

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

…はい。

瑠翔の恩人冥冥さん

なら君が守ってあげればいいんじゃないか？

そうだ。いるだけで安心できるような、そんな人間は好かれる。

瑠翔の恩人冥冥さん

覚悟は決まった？

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

はい。

瑠翔の恩人冥冥さん

あと学校はどうする？

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

え？

瑠翔の恩人冥冥さん

ここから通う事もできるけど

瑠翔ﾁﾞｬｧｧｧｧﾝ

あ、行きます。
行きたいです。

瑠翔の恩人冥冥さん

分かった。じゃあ。

私は頭を下げて冥冥さんを送った。

一期一会 ichigoichie 一生に一度しかない出会い

ﾇｼｯ☆

お疲れ様でぇぇす！！
今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。

ﾇｼｯ☆

やっと冥さんが出てきたってことでね。これから今はちょっと不自然な所の真相が明らかになっていきます。楽しみにしてて下さいね？ね？

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