TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
桜

一覧ページ

「桜」のメインビジュアル

7 - 七話

♥

345

2023年07月15日

シェアするシェアする
報告する

目黒蓮

翔太くん見て!

目黒蓮

今日満月だよ

俺の部屋の前の廊下に 2人並んで夜空を見上げた

渡辺翔太

綺麗だな〜…

渡辺翔太

あ、久しぶりにこんな綺麗な星見たかも

目黒蓮

そうなの?

渡辺翔太

うん

渡辺翔太

月なら見るけど星は中々見ないな〜

目黒蓮

勿体ないな〜(笑)

渡辺翔太

なんで?(笑)

目黒蓮

だってこんなに綺麗なんだよ?

渡辺翔太

(笑笑)

目黒蓮

何?(笑)

渡辺翔太

いや(笑)

渡辺翔太

本当に星好きなんだな〜って思って(笑)

目黒蓮

(笑笑)

渡辺翔太

本当に綺麗だよな〜…

ふと横を見ると 翔太くんの目に星が反射し映っていた

目黒蓮

綺麗…

気がつくと 俺は無意識に口に出していた

渡辺翔太

ん?

目黒蓮

あっ…

目黒蓮

いや、星綺麗だな〜って思って

渡辺翔太

なんで俺の顔見て言ったの?(笑)

目黒蓮

なんとなく(笑)

渡辺翔太

またそれかよ(笑)

目黒蓮

え?(笑)

渡辺翔太

前から気になってたけどたまに濁す時あるよね(笑)

渡辺翔太

特に今みたいに不意に目が合った時とか?(笑)

目黒蓮

え〜?そうかな?(笑)

渡辺翔太

何か俺に隠し事してんの?(笑)

してるよ…ずっと

目黒蓮

何もしてないよ?

渡辺翔太

本当か〜?(笑)

目黒蓮

ねぇ〜してないってば(笑)

翔太くんは俺の顔を イタズラな顔で覗き込んできた

こんなに距離近いの初めてかも(笑)

鼓動が早くなるのを感じた

渡辺翔太

なんか顔赤くない?(笑)

渡辺翔太

やっぱり隠し事してるな?(笑)

目黒蓮

(笑笑)

本当なら言いたいのにな…

でも言ったら きっと離れていってしまう…

渡辺翔太

えっ…

渡辺翔太

どうした?…

え?…

目黒蓮

え?何が?

渡辺翔太

いや、急に悲しそうな顔したからさ

渡辺翔太

ごめん 俺しつこく言いすぎた…

目黒蓮

えっ!?違うよ!?

目黒蓮

翔太くんのせいじゃないよ!

違う…

渡辺翔太

そう?…なら良かった…(笑)

本当は翔太くんのせいだよ…

目黒蓮

(笑笑)

初めてだよ… こんなにも誰かの事を想ったのは…

ずっと傍に居て欲しいと願ったのは

目黒蓮

もうそろそろ寝よっか!

渡辺翔太

そうだね〜

渡辺翔太

ふぁ〜…

目黒蓮

(笑笑)

可愛い(笑)

こんな事言ったら 引かれるんだろうな〜…(苦笑)

目黒蓮

ごめんね?夜遅くまで付き合わせてしまって

渡辺翔太

全然!

渡辺翔太

むしろ楽しかった(笑)

渡辺翔太

ありがとう

目黒蓮

こちらこそ

目黒蓮

じゃあ布団引いて寝ようか

渡辺翔太

そうだな

2人分の布団を引いて布団に入った

暫くして 翔太くんは眠りについた

横を見ると 月明かりに照らされた 翔太くんの寝顔が見える

翔太くんと出会って こうして一緒に居れるのって 本当に縁だよな…

俺は無意識に 翔太くんの頬に触れていた

この気持ちをこれからもずっと 隠していかなきゃいけない…

いつかは 女性を娶らなければならない…

翔太くんを連れて どこか遠い場所へ行きたいけれど それは決して許されない

だったら今一度だけ…

心拍数が徐々に上がってきた

翔太くんの顔に近づく

翔太くんの唇にそっと触れた

この作品はいかがでしたか?

345

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚