ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️兄弟パロ⚠️ ⚠️こさめくん難聴⚠️ ⚠️なつくんの妹ちゃん出てきます⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
こさめ
視界がひらけた。
目を開けたわけでもないのに、光が差していた。
足元は柔らかく、芝生を踏む感触がした。
少し甘い匂いがして、見渡すと色とりどりの花が咲いていた。
……ここ…どこなんだろ…
怖くはなかった。
風が頬を撫でて、前髪を揺らす。
ただ、それが心地よかった。
こさめ
こさめはしゃがみ込み、指先で小さな花びらを摘む。
陽の光が透けて、淡い橙が掌の上で踊った。
その瞬間、ふと風が強く吹いた。
髪がなびき、遠くの方で赤いものが揺れる。
こさめ
目をやると、赤い花ばかりが咲く場所があった。
その中に、小さな背中が見えた。
セーラー服の女の子。
肩までの髪が風に流れている。
どこかで見た気がした。
俺は自然と足を進めていた。
近づくにつれて、泣き声が聞こえた。
震える肩。掠れた息。
こさめ
こさめ
えッ……声…ッ
声が、出た。
驚いた。
音が響いた。
自分の声が、自分の耳に届いた。
女の子は顔を伏せたまま、首を横に振る。
??
涙の粒が地面に落ち、赤い花びらに吸い込まれていく。
??
??
呼吸が浅くなる。
嗚咽が風に混じる。
その言葉に、こさめは立ち尽くした。
こさめ
女の子は小さく頷いた。
??
??
??
声が震え、途切れ途切れになった。
小さな肩が、弱く見えた。
きっと、この子はなつくんの妹さん。
そう思った。
けれど、まさか亡くなっていたなんて、思ってもいなかった。
こさめ
俺はそう言った。
女の子はゆっくりと顔を上げる。
こさめ
青く澄んだ瞳。
なつくんの瞳とは正反対。
でも、その碧の色が、どこか自分と同じで。
胸がじんわりと温かくなった。
??
彼女は泣きながら笑った。
その笑顔は、壊れそうで、でも確かに光っていた。
??
俺は自分の手を見た。
掌が温かい。
現実のどこかで、誰かが握ってくれているような気がした。
……あぁ…なつくんだ
??
??
こさめ
こさめは頷いた。
言葉はいらなかった。
ただ、女の子に伝えたかった。
''任せて''って。
けれど、彼女はもう何も言わなかった。
穏やかに、微笑んだまま、風の中に溶けていった。
赤い花びらと一緒に。
─── 機械の音が、遠くで鳴る。
温かい。
手が、温かい。
まぶたの裏が熱くなる。
ゆっくりと、重いまぶたを開けた瞬間、 柔らかな光が目に飛び込んできた。
なつ
こさめ
次の瞬間、抱きしめられた。
力強く、でも優しく。
息が詰まるほどに。
………ッ…なつ…くん…
声にならない声を、心の中で呼ぶ。
肩に顔を埋められて、こさめは少しだけ笑った。
動かない腕を、無理やり動かして、 なつくんの背中にそっと手を回した。
あたたかかった。
ちゃんと、生きてる。
ここにいる。
───てなちゃん、ちゃんと伝わったよ。
心の中でそう、呟いた。
どうして名前を知っていたのか、俺は分からなかった。
胸の奥が熱くなった。
張り詰めていた何かが、ぷつんと切れる。
涙が勝手にあふれた。
なつ
嗚咽混じりにそうこぼすと、こさめは薄く唇を動かし、何かを言おうとした。
でも、声は出ない。
喉の奥がひゅうっと鳴る音がした。
けれど、こさめは焦らず、穏やかに息を吐いた。
そして、震える指先をゆっくりと持ち上げる。
手話。
俺はすぐに気づいて、こさめの手元に目をやった。
こさめ
ひとつ、ひとつ。
不器用で、弱々しい動き。
それでも、確かに意味を持っていた。
俺の呼吸が止まる。
目の奥が焼ける。
なつ
掠れた声が漏れる。
こさめの頬に落ちた涙が、シーツを少しだけ濡らした。
その雫が光を反射して、まるで小さな星みたいだった。
俺はこさめの手を包み込む。
包帯の下の指が、かすかに握り返した。
なつ
誰に言うでもなく、そう呟いた。
窓の外では、夜明け前の空が少しずつ明るくなっていた。
淡い青が滲んで、碧のような色に変わっていく。
──それはまるで、てなが残した願いが、やっと形になったかのようだった。
ぬしぬし
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ぬしぬし
コメント
19件
えぇ(´;ω;`)感動ぅぅぅ( ・᷄-・᷅ )😭
てなちゃんとこさちゃんが心の中で通じ合っている気がしてよかったよ・・・ 本当に感動物語だねえ
うわぁぁん!!良き!!👍🏻 やばいよ!!続きが気になりすぎる︎💕︎💕こさめちゃん帰ってきてよかったああ🥹🥹毎日泣いてたら、体の水分無くなった(?)てかほんとに作るのじょーず👏🏻✨もう尊敬でしかありません🥹︎💕てか見るの遅れたー😭😭昨日はコメント短くて、今日は見遅れるとか…もう自分で自分を殴りそう☆☆うわぁ!!待って!明日コンクールだぁ!!( ᐛ )(吹奏楽部の)オワタ