ウッド
ウッドはアイオロスがいる〈ケメティエル〉の領域に無理矢理入り込む
ウッド
視界の奥にはアイオロスがふわりと浮き、背後には領域の元となる〈ケメティエル〉が立っている
その頭上には死の花〈ベリアル〉、さらに上にクリファがあった
アイオロス
アイオロス
ウッド
ウッド
アイオロス
ウッド
ウッド
アイオロス
ドックンドックン
アイオロスの心臓の音が領域にまでも伝わる
アイオロス
ウッド
背後の〈ケメティエル〉から太い枝が伸びていく
アイオロス
太い枝が地を叩きつけ、領域内の大地を割り、巨大な津波を起こす
ウッド
ウッド
ウッドは動いている太い枝に掴まり、何とか津波を回避する
アイオロス
しかし〈ケメティエル〉が落ち着くわけがない
勢いよく左右に振り回しウッドを振り落とそうとする
ウッド
ウッド
ウッドは掴んでいた手を離してしまい、地面に叩きつけられる
ウッド
アイオロス
ウッドに休む暇を与えず次々と種子を降り注ぐ
ウッドは避けきれず左腕に当たってしまう
ウッド
ウッド
アイオロス
アイオロス
ウッド
ウッド
ウッド
しかし、能力は発動しない
ウッド
ウッド
ウッド
そう唱えていくとなぜか〈シルフ〉だけ発動した
ウッド
アイオロス
アイオロス
ウッド
アイオロス
アイオロス
ウッド
死の種子を風で吹き返そうとしたが
アイオロス
ウッド
圧倒的な力で押し返せず今度は右足に直撃する
ウッド
アイオロス
ウッド
ウッド
アイオロス
ウッド
〈ケメティエル〉の枝がウッドの胸元を貫く
ウッドはぴくりと動かなくなった
アイオロス
アイオロス
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
地がゴゴゴと揺れ出す
セレナ
レトナ
〈ケメティエル〉から姿を現したのは
貫かれたウッドと宙を舞う魔王だった
エドガー
セレナ
アイオロス
アイオロス
レトナ
レトナ
アイオロス
アイオロス
一同は絶望の表情を作り膝を付く
ただ1人を除いて
アルバート
セレナ
セレナ
エドガー
アルバート
アルバートは貫かれてるウッドに問いかける
アルバート
レトナ
アルバート
アイオロス
アイオロス
アイオロスが死の種子を撒き散らそうとしたその時
ザクザクスパッ─
アイオロス
エドガー
アルバート
ウッド
ウッドが〈ケメティエル〉の太い枝を〈シルフ〉で切り尽くしていた
セレナ
レトナ
ウッド
アイオロス
アイオロス
アイオロスは辺り一面の大地を火の海にさせる
レトナ
エドガー
アイオロス
アイオロス
アイオロスは再び能力でウッドとアイオロスだけの世界を作り上げた
アルバート
アルバート
ウッド
ウッド
身体に貫いている枝をどうにか抜き取るも、その激痛に声を上げる
アイオロス
アイオロス
辺りには死の種子
それが一斉に襲いかかってくる
ウッド
ウッド
ウッドは足に力を入れて動かし、何とかギリギリ回避していく
アイオロス
ウッド
ウッドは空に手を掲げると1本の箒を顕現させた
アイオロス
ウッド
そしてすぐさま箒にまたがって空を飛ぶ
ウッド
アイオロス
アイオロス
アイオロス
ウッド
ウッドはバランス良く箒の上に乗り、次々との枝を切り、回避をしていく
しかし、全ては避けきれない
ウッド
ウッド
アイオロス
アイオロス
ウッド
そしてウッドはクリファの近くまでやって来て、思いっきり箒から飛び降りた
アイオロス
ウッド
ウッド
アイオロス
アイオロス
お互い凄まじい颶風を起こす
領域、地上、空気、そして人体など何もかも破壊しぶつかり合う
アイオロス
ウッド
ウッド
アイオロス
〈ケメティエル〉が起こす颶風が強くなる
ウッド
ウッド
アイオロス
その颶風にウッドの身体は耐えられず皮膚が破け、肉が露になる
ウッド
ウッド
アイオロス
ウッド
ウッド
アイオロス
アイオロス
ウッド
〈ケメティエル〉の領域は2人の颶風によって崩壊していく
バキバキバキッ──
瞬間、セフィロトは闇に覆われた
孤独に襲われ、苦しみ続け
生きる価値も失い、荒れ狂う日々
世界は、セフィロトは
そしてウッドは─────
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