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放課後の家庭科室から、甘い香りが廊下までふわっと広がっていた
エルマ
私はオーブンを覗き込みながら、そっと言う
中には焼き色のついた小さなカップケーキがあった
クレア
クレア
クレアが元気よく親指を立てる
透視能力で、火が通っているのを確認済みだ
ダリア
ダリアはメモ帳を見ながらうんうんと頷く
ナディ
ナディアが微笑む
彼女はボウルの水を操って、手際よく洗い物をしていた
エルマ
その時だった
「スイーツの店だって!?」
バンッと扉が開き、クラスのフードファイターであるクルゥ君が顔を出した
クルゥ
エルマ
クレア
ダリア
私を含めた女子三人から即答された
クルゥ
エルマ
クルゥ
ナディ
ナディアが即ツッコミを入れる
アリス
そこへクラスの癒し担当、アリスが小走りでやって来た
手には流れ星のようなキラキラしたデコレーションがあった
アリス
エルマ
アリス
エルマ
ダリア
一気に女子達が盛り上がる
フローラ
フローラが控えめに顔を出した
その後ろにはヤンチャな笑顔をしたヴィオラがいた
ヴィオラ
フローラ
ヴィオラ
ヴィオラが即断定をする
デイジー
最後に現れたのは、クラスのお嬢様のデイジー
彼女は上品な仕草でエプロンを身につける
クルゥ
クルゥ君が言った瞬間、デイジーの手元から柔らかな光がふわっと広がり…
デイジー
めちゃくちゃ圧が強かった
クルゥ
圧に負けたクルゥ君は即撤退した
そして、私たちは焼き上がったカップケーキを円になって並べる
エルマ
楽しみにしていたみんなは、カップケーキを口へ運んだ
クレア
ナディ
エルマ
エルマ
私は思わず小さく跳ねた
クレア
ナディ
ダリア
ヴィオラ
フローラ
デイジー
エルマ
私の胸の奥は、じんわりと温かくなる
エルマ
エルマ
ふと、窓の外を見ると、校庭の端でジェリー君たちが何か揉めているのが見えた
私は、みんなに気づかれないように微笑んだ
エルマ
クレア
エルマ
エルマ
甘い香りと共に聞こえる笑い声
放課後のサンシャイン小学校は、今日も少しだけ幸せだった
ダリア
ヴィオラ