かな
かな
かな
かな
かな
かな
かな
兄に手を引かれてコンビニへと入ると、クーラーの効いた冷たい空気が肌に感じられた。
耳馴染みのある音楽とともに、自動ドアが開く。
涼しくて気分がいい。
店の奥へと歩みを進めると、アイスが並んでいる陳列台の前へと着いた。
お高めのカップアイスから昔ながらの棒アイスまで、たくさんの種類のアイスが並んでいる。
jell
ri−nu
jell
オレンジ色のカゴの中にはピノが2つ。
兄も同じのを買うつもりなのだろう。
ri−nu
jell
ri−nu
そう言って目の前にあるスイカバーもかごへと入れる。
今は委員会の仕事で学校に行っているもうひとりの兄が好きなアイス。
家に帰ったら自分の分だけアイスが無いなんて拗ねてしまうだろうし、ご褒美だ。買うのは俺じゃないけど。
jell
ri−nu
なんだかんだ買ってくれるあたり優しいのだ。この兄は。
ありがとうなんて言いながら兄に抱きつくと、倍の力で抱きしめ返してくる。
先に抱きついたのは俺だけど暑苦しい。
両手で兄の体を押し返すと、楽しそうに笑いながら離れていった。
ri−nu
jell
ri−nu
jell
“一昨日使い切った”。
不本意ながら心当たりがあった。 嫌な予感がする。
兄に手招きされてそこへ向かうと、男性用ワックスやらサプリメントやらが置いてあるコーナーについた。
jell
そう言って兄が手に取ったのは、0.01とでかでかと書かれている小さな箱。
ぶわりと顔が熱くなる。
ri−nu
jell
ri−nu
jell
すぐ使い切ってまうし。とにやにや笑いながら話す兄。
実際困るから何も言えないのが悔しい。
この前なんか、シてる途中でコンドームが切れたのに止めてくれなくてナカに沢山出されたし。
「ナマでヤるの久々だしね。」なんて言われていつもより長い時間犯されたのだ。
だからといって今沢山買ってしまうのもあれだ。いつでもヤっていいよと自分から言っているみたいじゃないか。
そういう解釈をされたら困る。
こちらと受け入れる側なのだ。一度のセックスで勉強やら部活やらに支障が出てしまう。
jell
ri−nu
ri−nu
ri−nu
普段二人に同時に挿れられるだけで身体は辛いのだ。
変なオプション付きだなんてもっと死ぬ。
jell
ri−nu
jell
そういいながら頭を抱える兄に一発げんこつをおみまいしてやる。
それでもにやにやと笑ってる兄はほんと変人なんだと思う。
jell
ri−nu
結局かごには3箱入ってた。
コメント
9件
プリ小から知ってて来ました💪 覚えてる?🤔 ゆにんだけど……
最高です!フォロー&連載ブクマ失礼しますm(*_ _)m
ブクマ失礼します!