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次の日

見知らぬ人たちに囲まれながらの 大学も終わり

見知らぬ友達とよくわからん 会話しながらの帰路

おばちゃん

通話終了

通話
00:23

悠真

…ケバ母ちゃんが

悠真

倒れた…!?

よく知らないおばちゃんに告げられた 病院を携帯で調べながら

急いでその病室に向かうと

ケバ母ちゃん

あぁ

ケバ母ちゃん

あんたかい

そこには優しそうな顔をした おばちゃんと

いつもどおり

ケバい化粧をしたケバ母ちゃんが

患者衣を着てベットに座っていた

おばちゃん

じゃあ息子さんもきたし

おばちゃん

私は行くわね

ケバ母ちゃん

あ、どうもお世話になりました

ケバ母ちゃん

ご迷惑をおかけして…

おばちゃん

いいのよぉ、いつもありがとうね

おばちゃん

ゆっくり休みんさい

悠真

あ、ありがとうございました…

おばちゃんは病室を出ていった

悠真

あ、あの人は…?

ケバ母ちゃん

え、

ケバ母ちゃん

あ、あぁ、ママ友だよ

ケバ母ちゃん

ちょっと私とは歳が離れてるけど

ケバ母ちゃん

ほら、りんかの友達の…

悠真

別に隠す必要ないんじゃないですか

ケバ母ちゃん

…え?

ケバ母ちゃん

か、隠すってなにをだい?

悠真

あなた…

悠真

1日何時間働いてるんですか?

悠真

それを週何回ですか?

ケバ母ちゃん

ずっと疑問に思っていた

俺の通ってる大学は

一応公立大学ではあるが

それでも入学費用とかを合わせたら 全然馬鹿にならない

それに加えてりんかちゃんの 高校のお金もある

俺やりんかちゃんは 全くバイトをしていない

おそらくこの人に とめられているのだろう

奨学金もあるとはいえ 心もとないだろう

それでは何故

俺たちは不自由ない 学生生活を送れているのか

答えはたった一つである

悠真

あのおばちゃんは

悠真

近所の〇〇スーパーの
エプロンをしてました。

悠真

恐らくそこでお昼は働いて

悠真

俺たちの学校が終わる頃には

悠真

家に帰ってるようにして

悠真

夜俺たちが寝た頃

悠真

また深夜に仕事して
早朝くらいに就寝

悠真

違いますか?

ケバ母ちゃん

ち、違う…

ケバ母ちゃん

わ、私は別に…

ま、まぁそこまで言うなら

そういうことにしときます

悠真

こんの…

悠真

強情ケババア!!!!

ケバ母ちゃん

!?

悠真

いい加減にしろよこのくそツンデレがよ自分のことギャルゲのヒロインとでも思ってんのか俺らに黙ってる必要がどこにあるんだよ俺らを頼ればいいじゃねえかよなんでひとりで抱え込むんだよその癖俺らにはきつく当たってよまじでいい加減に…

…あ

やべ

セリフと思ってたこと逆に…

りんか

お、兄ちゃん…?

悠真

り、りんかちゃん…

病室には何故かりんかちゃん

そりゃりんかちゃんの学校にも 連絡いきますよねー

みのり似の女の子にも見られたことで

死にたさが加速した

ケバ母ちゃん

…うっ

悠真

…?

急にケバ母ちゃんが呻いた

悠真

も、もしかして体に…!?

ケバ母ちゃん

うえええええええ

!?

泣いた!?

しかも

化粧が落ちるほど大号泣している

悠真

ちょ、これどうしよ

悠真

り、りんかちゃん助け…

りんか

うええええええええ

何故かりんかちゃんも泣いていた

もらい泣き…? それとも俺が怖くて…?

俺は居心地の悪さを感じながら

ケバ母ちゃんの横のベッドに腰をかけ

2人が泣き止むのを待った

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