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次の日
見知らぬ人たちに囲まれながらの 大学も終わり
見知らぬ友達とよくわからん 会話しながらの帰路
おばちゃん
通話
00:23
悠真
悠真
よく知らないおばちゃんに告げられた 病院を携帯で調べながら
急いでその病室に向かうと
ケバ母ちゃん
ケバ母ちゃん
そこには優しそうな顔をした おばちゃんと
いつもどおり
ケバい化粧をしたケバ母ちゃんが
患者衣を着てベットに座っていた
おばちゃん
おばちゃん
ケバ母ちゃん
ケバ母ちゃん
おばちゃん
おばちゃん
悠真
おばちゃんは病室を出ていった
悠真
ケバ母ちゃん
ケバ母ちゃん
ケバ母ちゃん
ケバ母ちゃん
悠真
ケバ母ちゃん
ケバ母ちゃん
悠真
悠真
悠真
ケバ母ちゃん
ずっと疑問に思っていた
俺の通ってる大学は
一応公立大学ではあるが
それでも入学費用とかを合わせたら 全然馬鹿にならない
それに加えてりんかちゃんの 高校のお金もある
俺やりんかちゃんは 全くバイトをしていない
おそらくこの人に とめられているのだろう
奨学金もあるとはいえ 心もとないだろう
それでは何故
俺たちは不自由ない 学生生活を送れているのか
答えはたった一つである
悠真
悠真
悠真
悠真
悠真
悠真
悠真
悠真
ケバ母ちゃん
ケバ母ちゃん
ま、まぁそこまで言うなら
そういうことにしときます
悠真
悠真
ケバ母ちゃん
悠真
…あ
やべ
セリフと思ってたこと逆に…
りんか
悠真
病室には何故かりんかちゃん
そりゃりんかちゃんの学校にも 連絡いきますよねー
みのり似の女の子にも見られたことで
死にたさが加速した
ケバ母ちゃん
悠真
急にケバ母ちゃんが呻いた
悠真
ケバ母ちゃん
!?
泣いた!?
しかも
化粧が落ちるほど大号泣している
悠真
悠真
りんか
何故かりんかちゃんも泣いていた
もらい泣き…? それとも俺が怖くて…?
俺は居心地の悪さを感じながら
ケバ母ちゃんの横のベッドに腰をかけ
2人が泣き止むのを待った