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雨が降る。×も降る。

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雨が降る。×も降る。

114 - 平助編第54話  案

♥

15

2024年06月15日

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中の人

やべぇ

中の人

後輩と喋った…

仲成

おー

中の人

はしゃいだぜ…

仲成

…は?

中の人

てへっ

仲成

えぇ…

中の人

……

中の人

始めるか~

藤堂平助

うわぁ、ひっろい!

伊東甲子太郎

まあ、人数は少ないからね

伊東甲子太郎

そりゃあ広く感じるよ

藤堂平助

へぇ

斎藤一

お前、そんなこともわかんねぇのか

藤堂平助

ムッ…

伊東甲子太郎

こらこら、平助君を苛立たせないでよ?

斎藤一

お前に言われたくない

……やっぱり二人は馬が合わないようで…

伊東甲子太郎

とりあえず、これからどうする?

伊東甲子太郎

尊皇攘夷派は尊皇攘夷らしく行動しないと!

藤堂平助

そ、そうですね…!

斎藤一

……

一くんは考える体勢をとる

藤堂平助

一くんはどうしてここに?

斎藤一

あ?

藤堂平助

い、いや、ね?

伊東甲子太郎

一君、平助君を怖がらせないでくれないかい?

斎藤一

別に怖がらせてねぇよ

チラッと一くんは舌を出す

それが先輩の地雷だったのか…

伊東甲子太郎

御免、煽るのやめてもらっていいかい?

斎藤一

煽ってねぇよ

伊東甲子太郎

俺には煽ってるように見えるんだよなぁ…

斎藤一

お前の目がおかしいだけだろ

伊東甲子太郎

はぁ?

藤堂平助

ま、まあまあ喧嘩は止して!

斎藤一

……

伊東甲子太郎

……

俺が発した言葉でようやく喧嘩が収まった

斎藤一

…はぁ

伊東甲子太郎

まあ、そうだな…

伊東甲子太郎

あ、坂本龍馬って知ってるかい?

藤堂平助

坂本…?

斎藤一

あー、聞いたことあるような…

藤堂平助

え、どんな人!?

斎藤一

まあ、何か知らねぇけど有名な奴

伊東甲子太郎

ちょっと?そんなこと言っちゃダメじゃない?

伊東甲子太郎

まあ、本当の事だけど

藤堂平助

先輩も言ってんじゃん…

伊東甲子太郎

…コホン

先輩は誤魔化したのか大きく咳払いをした

伊東甲子太郎

まあ、中岡慎太郎や坂本龍馬と仲良くするのは良いと思うんだ

伊東甲子太郎

どうかな?

仲間

良いと思います!

仲間

ならついでに西郷隆盛も!

仲間

桂さんも!

藤堂平助

うわわわわ、知らない名前がいっぱい…

斎藤一

知識不足にも程があるだろ…

藤堂平助

はぁ!?

伊東甲子太郎

まあまあ、喧嘩はそこまで

……先輩と俺の立場が明らかに入れ替わってたような…

藤堂平助

それで、その、リョーマ?とか、タカモリ?とかそういう奴と仲良くするってこと?

伊東甲子太郎

うん、そういうことだよ

仲間

(絶対意味分かってなさそうだなぁ…)

斎藤一

……質問だ

伊東甲子太郎

…何だい?

斎藤一

そいつらとどうやって近づくつもりだ?

斎藤一

普通は近づくのはほぼ不可能だろ

流石一くん

俺とは目を着けるところが違う

伊東甲子太郎

…はぁ

伊東甲子太郎

何で君は勘が鋭いんだよ…

伊東甲子太郎

まあ、食事会とか?

伊東甲子太郎

それが一番無難じゃない?

斎藤一

なるほどな…

藤堂平助

え、つまり……

伊東甲子太郎

沢山の食べ物が食べれる!

伊東甲子太郎

よっしゃ!

先輩、絶対それ目当てじゃん…

と、喉から出る言葉を飲み込む

斎藤一

………

斎藤一

部屋決めませんか?

何か急に一くんが話題を変えてきた

伊東甲子太郎

えっ、あー、そうだね

伊東甲子太郎

それじゃあ、俺と平助君は同じ部屋で~

斎藤一

は?

伊東甲子太郎

……冗談だよ

藤堂平助

び、吃驚したぁ…

斎藤一

まあ、嫌いな奴と一緒は嫌だもんな

伊東甲子太郎

ちょっとー?それはどう言うこと~?

先輩が少しだけ機嫌を損ねた

斎藤一

それじゃあ、これはどうだ?

斎藤一

平助の部屋が真ん中で、左右に俺とお前がいる

斎藤一

それで文句無いだろ

流石、一くん天才!

伊東甲子太郎

……まあいいよ

良かった

仲間

「それじゃあ、おいらはここ~」
「やつがれは彼処にするぞ!」
「じゃ、僕もー」

何か自然に決まった

伊東甲子太郎

よし、それじゃあ、皆部屋に移動!

伊東甲子太郎

はい散れ散れ~!

こうして、今日の会議(?)は終了した

藤堂平助

はぁ、新しい場所かぁ

藤堂平助

俺は無意識に隣の部屋の壁を叩く

斎藤一

うわっ!?

藤堂平助

あ、気付いた~?

斎藤一

な、何だよ…平助かよ…

藤堂平助

可愛い可愛い俺だよー!

斎藤一

気持ちわりぃな

藤堂平助

何それっ、酷いっ

斎藤一

うるせぇ

いつもの一くんで助かった

藤堂平助

一くん、今何してるの?

斎藤一

……

斎藤一

近藤さんと手紙

藤堂平助

え……

俺は一くんの言った言葉に固まってしまった

思考も、何もかも

俺には止まって見えた

藤堂平助

……

斎藤一

……別にやましいことは書いてねぇ

斎藤一

ただの金のやりくりだ

藤堂平助

あ、な、何だぁ!

一くんの言葉で、一気に解放されたような感覚になった

本当、良かった

藤堂平助

いやあ良かった!

藤堂平助

一くんがここにいてくれて!

斎藤一

……

斎藤一

まあ、な

藤堂平助

………

斎藤一

………

藤堂平助

ねぇ、一くん

斎藤一

……何だ?

藤堂平助

……もし、俺が先輩と付き合ったら

藤堂平助

一くんはどう思う?

斎藤一

……

斎藤一

まずありえねぇよ

藤堂平助

も、もしの話だから!

斎藤一

……

斎藤一

まあ、そう、だな…

一くんは数秒無言になって、こう答えた

斎藤一

俺は干渉しないかもな

斎藤一

人の好きな奴を奪える自信がねぇ

藤堂平助

……

斎藤一

……

斎藤一

って、もうこの話は終わりだ!

斎藤一

ほら、寝ろ!

斎藤一

良い子は寝る時間だ!

藤堂平助

えぇ!?

藤堂平助

もっと話しても良いじゃんか!

斎藤一

とりあえず、寝ろ!

藤堂平助

うっ、分かったよぉ…

藤堂平助

それじゃあ、おやすみー!

斎藤一

あぁ、おやすみ

俺は何故か急に睡魔に襲われて、そのまま意識を失った

斎藤一

………

斎藤一

平助や伊東には申し訳ないが、少し利用させてもらうぞ

中の人

大体四十分で150タップか…

中の人

結構良いんじゃねぇか?

仲成

知らねぇが

中の人

えっ

中の人

まあ、残り四話ぐらいで終わるし!

中の人

次回までお楽しみに!

中の人

またいつかー!

雨が降る。×も降る。

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