br視点
あぁ、言ってしまった。
最悪だ…
br
今日はダメなのかもしれない。
一回泣くと、止まらない。
br
いっそここから、逃げてしまおう…
こんなに惨めで情けなくて、
争いごとしか生まない僕は
この世界に生きている価値なんて無い。
br
shk
br
br
br母
br
br
br母
br
br母
br
br母
br
br
br
シャークんのことも
br
br
br
br
何回も思ってきた、
僕の本当の想い。
死んでしまいたかった。
それでも、死ねなかったのは
shk
貴方がいたからなんだろうな。
kn視点
考えがまとまらなくて、
何をしたらいいか、分からなくて
つい、ふらっと
何の当ても無く外に出た。
br
そしたら苦しそうに叫ぶ、君の声。
泣いていて、辛そうで、
でも、君の本音なんだって
すぐに分かってしまった。
kn
nk
kn
kn
nk
nk
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nk視点
nk
br
br
ドンッ!!ガシャッパリン!
nk
br
そう言う彼の声は酷く震えていて
br
br
br
nk
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俺だけは知ってた。
ずっと前から。
なのに、それを見て見ぬふりをしてきた。
それは自分にとって、
関係ないことだと、
shk
そう思ってしまってたから。
だから、
nk
kn
kn
kn
nk
nk
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shk視点
なぜか、
無性に腹が立ってしまった。
きっとそれは
希望をくれた彼が
いつか幸せになると言ってくれた彼が
幸せにならないまま
死にたがってるからだろうな。
shk
br
小さく、とてもか細く
悲鳴を漏らした。
殴られるとでも思ったのだろうか…
でも、彼がどんなに怖がっていても、
俺は怒ることをやめない。
だって、俺は
ぶるーくに生きてほしいから。
shk
shk
br
彼は今にも壊れてしまいそうな目で
首を傾げた。
shk
shk
shk
shk
shk
"誰も、分かってくれないなら、"
shk
"全て、否定されるんなら、"
shk
shk
shk
br
br
br
br
shk
shk
br
shk
shk
br
彼を救って、彼の一面を見て、
少しでも彼の救いになれたら、
なんて、そう思った。
br視点
僕のおまじない
ちゃんと、届いてたんだなぁ…
br
br母
br
br母
br
br
br母
br
br
shk
br
shk
br
br
br
あぁ、何で言ってしまったのか…
本当に気まずくて仕方がない。
ただでさえなかむからも告白されてるのに
しかもこれじゃ、なかむとライバルじゃん
もともとだけど、
宣戦布告してるじゃん!
shk
br
shk
br
きんときが好きでしょ?
shk
shk
shk
shk
shk
br
br
shk
彼はどこか居心地の悪そうに
何かを言いたそうに
口をもごもごとさせていた。
br
shk
shk
br
shk
br
shk
br
彼は何が言いたいのだろう
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br
kn
shk
br
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shk
nk
kn
br
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br
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shk
shk
br
br
br
shk
br
br
shk
br
きっと、僕はこれから
辛かった分だけの
幸せな日々を送ることになるだろう。
それはおまじないなんかじゃなくて
僕のこれからを辿る道なんだって
未来を閉ざそうとした僕が
未来へ突き進む架け橋になるのだと、
そう思えた瞬間だった。
コメント
4件
携帯取られてて全然見れなかった ~ 泣 綺麗にまとまっててすごい !! ほんとに感動して泣きました ( i ꒳ i )💘
いやー、良かった、、brが救われて、、ほんと泣けます( ; ; ) 続きが楽しみです!