夜月
篠田
篠田
西野
天羽
これは…毒?
どろどろしていて、血液中から 取り出すのが難しい……
色々なところに広がっているこの毒は
なにか異様だ、普通の毒じゃない
天羽
るぅあ
それにしても、触れた瞬間 体内に毒が回る、というのは
だいぶ厄介なのでは?
希咲羅
結局、第三会議室は使い物に ならなくなってしまったので
青空学園の校舎を使うことになった
西野
もうこれ以上の
妖は来ないはずです
るぅあ
希咲羅
どういう関係なんですか
西野
月彩
妖なのか…そこからだよね
西野
西野
るぅあ
るぅあ
西野
西野
あんなのじゃなかった
希咲羅
"能力"を代々扱い
人に害を加える妖を、祓って 生計を立てていた私達の家系は
子供心ながら、厳しいと感じる家だった
西野
毎日毎日、訓練続き
血の海な現場に連れて いかれることもあったし
小さい頃から、妖による 人間への虐█を 目の当たりにしていたんです
天羽
人が、█んでいく現場を
毎日のように……
西野
西野
私たち、"双子"の仲は
"確か"だったんです。
西野
涼葉
涼葉
涼葉
涼葉
西野
西野
涼葉
涼葉
涼葉は、私の何倍も 能力への対応性が高く
早くから、能力開花していたんです。
だから……遥かに多くの仕事をしていて
私より、明らかに踏んだ場数が違った
きっとたくさん 人が█んで行くのを見たし
心にくるものがあったと思う
でも、それでも明るいままの涼葉に
私はどこか安心していた
ななつになった頃。
涼葉が、行方不明になりました
西野
この時は、普段気にもしなかった 蝉の声が
10倍ぐらい大きくなった気がして。
その場に、倒れてしまいそうでした
操作は、半年にも渡って行われました
一族総員で、父が探せと命じたのです
西野
私も勿論、血なまこになって探しました
自宅周辺から、町一帯まで。
でも、あの子は見つからなかった
もうきっと、妖に 喰われてしまったのだと
人々は、諦めたのです。
西野
西野
夜月
月彩
西野
西野
一族が諦めた時期
西野
西野
涼葉
喜びましたよ
母も父も、私も
_____でも
涼葉
涼葉
でも
帰ってきたはずのあの子は
明らかに、何かがおかしかった
西野
涼葉
涼葉
西野
西野
西野
響野
響野
西野
希咲羅
涼花さんが嘘を ついているようには見えない
でも、"もしそうだとしたら"
何かが、涼葉さんに"乗り移った"か それとも、涼葉さんの"何か"が欠けたか
その2択。
本当に、そんなことがあるのか?
いや、"そんな事例"が
・・・・・・・・・ 存在していいのか?