夢

れつごー！

今日もお母さんは居ない

お父さんは遠い昔に死んだ

お母さん、所謂ブラック企業とやらに勤めているらしい

大変そだな

今日も朝ごはんいらないや

お腹すいてないし

あー、校舎見えてきちゃったー

いやだー、あーーー

そんな抵抗は虚しく学校についてしまった

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ

ｶﾞﾔｶﾞﾔ

ん、今日はいつにも増して騒がしい

え！ねえあの人見て！

キャー！！かっこいい！！

そのうちの1人が目に入った

あれは…もしかして

Broooock？！？！

なんでここに居るんだ？

手振ってきたし

え、今の私かな？！私だよね！

勘違いしてる奴もいるし

今日はカオスだなあ

…それにしても他のあの5人は誰だ？

そんなこと気にしてる暇はないか

人混みをかき分けて進んでく

ねえあの人達かっこよくなかった？

え！それな！！

だよね！誰だろー

転入生かな〜？

よかった、あの人達のおかげで悪口言われてない

…机の落書きは相変わらずみたいだけど

僕はとにかく新しい学校が楽しみだった

だって、夢の中であったあの人と一緒に行けるかもしれないんだもん♪

あの人がほんとに存在してんのかは知らない

けど、たまたま学校が同じだった

最初こそ警戒してたけどあとから心を開いてくれたみたい

あのただ真っ暗な部屋で1人喋る、

それが僕のいつも見ていた夢

だけどそこに人が来るなんて！

きっと運命に違いない、早く会いたいな♪

そんなこんなで学校に着いた

校舎はとても綺麗だった

でもあの子、この学校嫌いらしいね

そりゃ、虐められてたら無理もないか

あの、ゆなだっけ、

その子と会えるといいな

ゆながいる！！

1人でとぼとぼ歩いてるw

そんなことを考えてたらゆながいた！！

ゆなも僕のこと知ってるのかな？

ゆなとみんな、同じクラスだといいなあ

ばいちゃ！！