私は教室に戻ると
茜
よし…誰にも見られてなさそうだね‥
そう安心した矢先だった
麗華
さっきはありがとう~
麗華
おかげでこっちは楽だよ。
麗華が現れた
茜
は・・れ…
茜
麗華様‥‥
麗華
…んふふ
麗華
様付けしてくれてありがと
私は麗華に何も見られていないことを ひたすら願うばっかりでいた
麗華
てかさ…
茜
…え
嫌な予感がした
麗華
あんたにいつ…彼氏ができたわけ?
終わったと思った
茜
ちが…彼氏じゃな…
麗華
こんな奴隷に彼氏ってww
マジウケるんですけど~ww
マジウケるんですけど~ww
麗華
何?あんた雑魚?
麗華
あんな彼氏いてもすぐに飽きちゃうんじゃない?
ぎゃははwと 下品な笑い声が響いた
茜
飽きるわけない…
茜
あいつは…こう見えて
私の事よく見てるほうだよ。
私の事よく見てるほうだよ。
麗華
‥‥は?
茜
いつも馬鹿みたいだけど
本当は優しいもん…
本当は優しいもん…
麗華
…はぁ~?
麗華
リア充かよw
麗華
なんなら分かれて~
私のお嫁さんにでもなったら嬉しいのにねぇ~~
私のお嫁さんにでもなったら嬉しいのにねぇ~~
『麗華様の言うとおりだよ~』 そこらの男子がそう言った
茜
あんたみたいな下品な奴に
茜
あいつとなんて似合わない!!
麗華
…うるっさいわね…
そういって麗華は 茜の髪を引っ張り 転ばせた
茜
‥‥!?
麗華
変なこと言わないでちょうだい??
茜
‥‥やめてッ!
麗華は自分の持っていた 教科書で私を殴ろうとした
???
もう辞めたほうがいいんじゃない?
茜
…え
がらららとドアが開いて 誰かが入ってきた
???
この子が嫌がってるの、分からないかい?
麗華
誰よ…あんた…
茜
‥‥?
???
君に名前を言う筋合いはない。
麗華
あんたもこいつの見方をしにきたの?
麗華
てか…あんた…
茜
…まさか
麗華
…こいつと付き合ってる彼氏じゃない
セイル
そうだけど?なにか?
茜
…あ…だッ‥ああもう
茜
セイル…行くよ…
セイル
え…?
やばいやばい!! やばいよもう!!
麗華
パリン((麗華、渋谷で買った手鏡を乱暴に壊す…。
それから茜は 焦りながらも倉庫までやってきた
茜
はぁ‥‥ッはぁ‥‥ッ
セイル
あ…茜…主様…
茜
ンもう!!
茜
来ないでって言ったじゃん!!
セイル
すみません…
セイル
耐えられなかったモノですから…(笑)
茜
笑わないでよ!!
だけど…困ったなぁ
今は中休みで 生徒がここへきてもおかしくない
茜
どうしよう‥‥
セイル
ここから‥‥脱出しますか?
セイル
というか…とにかくルカス先生に見てもらわないと…
茜
だ…脱出!?無理だよ!!
そんな夢みたいな展開 起きるわけないと思ってたのに…
セイル
いや…
セイル
もう脱出しましょう!
セイル
こんなとこに居たら
君が危ないです!
君が危ないです!
茜
・・・・・
セイルは脱出するつもりらしい
セイル
ここは倉庫なのでバレませんよ…
茜
‥‥‥
茜
うん
茜
なら…いい‥かな
セイル
‥‥!!
茜も脱出することを決めたようだった。