テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

珠世

夜明けなので少し急ぎますね。

珠世

こちらです。こちらに入ってください。

不死川実弥

うわ、すごい。

珠世

家の中で少しお話ししましょう。

珠世

あと、あなたのご家族は今地下にいます。大丈夫です、何も危害は加えません。

不死川実弥

はい。

隠れ家の中

不死川実弥

(さっきまで家族が鬼にされて、何も考えられなかったが、この人についていって大丈夫だったのか?)

不死川実弥

(そういえばこの顔、どこかで)

珠世

さて、実弥さん。あなたは鬼の存在を知っていますか?

不死川実弥

、、、

珠世

あ、あの。実弥さん?聞いてますか?

不死川実弥

あ!(思い出したあいつか!)

珠世

?!

珠世

お、おーい。大丈夫ですか〜?

不死川実弥

はっ!、すみません。

珠世

い、いえ。いいんですよ。

珠世

もう一度お聞きしますね。

不死川実弥

す、すみません、、、

珠世

あなたは鬼の存在を知っていますか?

不死川実弥

あ、えっと

珠世

私から見てあの動き方は常人、いやまだ幼い女の子が出来るような動きではありませんでした。

不死川実弥

、、、

珠世

言いたくないならいいんですよ?

男の子

珠世様!お帰りなさいませ!

不死川実弥

珠世

ただいま、愈史郎。

愈史郎

珠世様、こいつは誰ですか?

珠世

こいつなんて言ってはいけません。

愈史郎

すみません。

不死川実弥

俺は不死川実弥です。

愈史郎

男か?珠世様に近づくな!

珠世

愈史郎!!

不死川実弥

い、いえ。全然いいんですよ?

珠世

いえ、だめです。いいですか愈史郎?この子は女の子です。そんな言葉遣いをしてはいけません。

愈史郎

でも、俺って

珠世

例えば男の子だとしてもそんなことを言ってはいけません。

愈史郎

ご、ごめんなさい。

珠世

謝るなら私ではなく、この子にです。

愈史郎

わ、悪かった、、チッ

珠世

愈史郎!

不死川実弥

いや、いいんですよ。俺なんて言葉使う女なんて全然いませんし、気づかなくて当然ですよ。

珠世

本当にすみません。

珠世

で、話を戻しますが、あなたは鬼について知っていますか?

不死川実弥

鬼については知っていますが、なぜ鬼のことを知っているのかは教えることはできません。

愈史郎

なんだと!

珠世

いいのよ、愈史郎。大丈夫ですよ。

不死川実弥

すみません。

珠世

早速ですが、今から地下に行きます。

不死川実弥

俺の家族がいるところ、ですよね。

珠世

いつ、暴れるか分からないので鉄格子のあるところに入ってもらっています。

不死川実弥

!、はい。

珠世

ごめんなさいね。

地下室

珠世

ここです。まだ眠っていますね。

ポロポロ

珠世

さ、実弥さん?!

珠世

やはり鉄格子の中に入っているなんてショックでしたよね。

珠世

気遣いができなくて本当にごめんなさい。

不死川実弥

違うんです。これはそういうことで泣いてるんじゃないんです。

不死川実弥

ずっと不安だったんです。俺が知らない間に、ころっと死んでしまってるんじゃないかって。

不死川実弥

あいつの血に順応できなくて、死んでしまってるんじゃないかって。

不死川実弥

でもみんな、息してしっかりして寝てる。

不死川実弥

ただただ、俺の家族が鬼だったとしても、生きてることが嬉しくて、。

珠世

そうでしたか。

珠世

じゃあ、もう少しだけ、ここにいますか?私は少しの間席をはずします。

不死川実弥

ありがとう、ございます。

不死川実弥

ごめんなぁ。

不死川実弥

いつも大変な時にそばにいなくて。

不死川実弥

辛かったよなぁ。いたかったよなぁ。苦しかったよなぁ。

不死川実弥

うぅ、ひっくひっく、、、ひっく、、、、ふぇ、、、、、ぇ

不死川実弥

またっ、大切な人を、失うかと、ひっく、おもった、、

不死川実弥

みんながっ、ひっ、生きてて、、よかったぁ、うぅ

珠世

、寝てしまってる。目が真っ赤。

珠世

         

珠世

強くてしっかりしている、けどあの子はまだ、幼い女の子。

珠世

あの女の子がこれ以上、大切なものを失わず、幸せでありますように、、、

不死川実弥

う、うぅーん

バサっ

不死川実弥

(毛布?)

不死川実弥

(あぁ、あのまま寝ちまったのか。)

不死川実弥

(迷惑かけちまったなぁ)

珠世

起きましたか?

不死川実弥

あ、寝てしまってすみません。

珠世

ふふっ、いいんですよ。

珠世

さて、実弥さん。この後はどうするつもりですか?

不死川実弥

鬼殺隊に入ろうと思います。

珠世

そうですか。

珠世

あと、もうひとつ。

不死川実弥

なんですか?

珠世

実弥さんのご家族の血を貰って研究に使っていいでしょうか。

珠世

人間に戻る薬に活かしたいのです。

不死川実弥

、はい、お願いします。

不死川実弥

あと、俺は明日にはここを出ようと思います。

珠世

もう少し居てていいんですよ?

不死川実弥

いえ、大丈夫です。

珠世

そうですか。

次の日

不死川実弥

いままでありがとうございました!

珠世

いいえ、いいんですよ。

不死川実弥

それでは、さようなら。

珠世

さようなら、ほら、愈史郎も。

愈史郎

ふんっ、、、

珠世

もう、それでは実弥さん。気を付けて、いってらっしゃい。

不死川実弥

ありがとうございました!さよなら!

珠世

行ってしまいましたね、

愈史郎

俺は悲しくなんてありません。

珠世

ふふっ、照れてますね。

愈史郎

なっ!そんなことありません!

不死川実弥

鬼殺隊にはどうやってはいるか。

不死川実弥

匡近は弟が鬼に襲われたんだったよな、、、

不死川実弥

!そうだ!

不死川実弥

匡近の弟を助ければいいんだ!

不死川実弥

そしたら匡近が鬼殺隊に関わることとなんてない。

不死川実弥

刀は、悪いが奪うことにするか。

不死川実弥

今回はあまり血を使わないようにするか、女だしな。

不死川実弥

じゃあ、匡近を探すか!

この作品はいかがでしたか?

76

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚