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真夜中の暗い夜道を、一人目的の場所へ向かうために歩く
目的の場所、それは四国、香川の家
香川のことはあまり知らない
都道府県で一番小さいが、それだけで弱いわけではない気がする
何をしてくるか分からないから、先に潰しておきたい
東京
香川の家はそう遠くない
徒歩で行けるほどには近いが、デメリットもある
それは、距離が近いと言うことは、助けもすぐに来れると言うことだ
邪魔をされたら困るから、ナイフで頭でも刺して瞬殺してやろう
東京
10分程歩くと、香川の家が見えて来た
相変わらず綺麗な家だと思ったが、今はそんなことを考えている暇はない
急がないと誰か来るかも知れない
目撃者がいた場合、警察に通報でもされたら厄介だ
東京
香川
真夜中、僕、香川は目が覚めて寝室ではなくリビングにいる
寝れないのはなんでなんだろう…?
その時、僕のお腹が鳴った
香川
香川
香川
香川
でも、そんなに都合良く早く寝られる術なんかは頭の中を探っても見つからなかった
うーんと目を閉じて腕を組んで考えていると、突然インターフォンが鳴った
こんな夜遅くに誰だろう…?
考え事してる最中だったけど、出ないのは流石に悪いので、仕方がなく玄関に向かった
香川
大きな声で返事をして、ガチャっと音を立てて扉を開け、誰が来たのか確認する
そこに立っていたのは、都道府県の首都であり、頼りになる東京さんだった
でも、なんでこんな夜遅くに僕のお家に来たんだろう?
香川
東京
香川
特に意図はないけど、単純に気になったから聞いてみた
そうすると、東京さんは何か考えた後、口を開いた
東京
東京
東京
香川
そっかぁ…電車なくなっちゃったんだ…
流石に帰れないのは可哀想だから泊まらせてあげようかな〜
それにしても、なんで東京さんは僕のお家に来たのかな?
東京さんの会社からだと徳島くんのお家の方が近いはずなのに…
まぁ、いいか!
香川
東京
香川
東京
そう言って靴を脱いでわざわざ綺麗に揃えてくれる東京さん
そう言うところが僕は好き!
あ、もちろん友達として!!
東京
香川
東京さん今笑った?なんでだろ?
そんなことを疑問に思ったけど、今は東京さんが来てくれたことに感謝しないと!
一緒にお布団入ったら寝れるかも知れないし!
そう安心すると、僕は東京さんの跡を追うように、リビングにスキップしながら向かった