TellerNovel

テラーノベル

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テラーノベル(Teller Novel)

・・・

『・・・マジで・・・これが俺?』

『俺は、何度もそう呟いた』

『・・・さらに』

neo(女性化)

・・・ん〜・・・さっき俺なんで言ったっけ・・・

neo(女性化)

なんかこう・・・めちゃくちゃ女子っぽい喋り方だった気がするんだよな〜

『そう、ついさっき、俺はB3に女っぽい口調で言葉を返した気がするのだ』

『しかも・・・元々男の俺が、女っぽい喋り方をしたのに』

『今は不思議と違和感がないように思えているのだ』

・・・

『・・・ん〜まあ思い出せないのなら仕方ない』

neo(女性化)

とりあいず、飯にするか〜

『と、俺は思い出すことを諦めて少し早いが飯の用意をすることにした』

『まあ、いつか思い出すだろう、とそう信じて』

neo(女性化)

あ〜、美味かった〜

neo(女性化)

コンビニ弁当さいこ〜〜〜

『と、俺は今日は自炊ではなく置いておいたコンビニ弁当を食べた』

『いや〜、身体に悪い物が一番うまいかもしれねーぜ』

『まあこんなことしてるとますます自炊したくなくなるんだろうけどな』

『そんなことを考えつつ、俺は食べ終わった空の弁当や箸を片付ける』

neo(女性化)

さてと・・・あとは・・・

neo(女性化)

・・・・・・ん?

『と、ここで俺はあることに気づく』

『そう・・・今俺は、風呂に入ろうとしていた』

『・・・そういえば・・・今の体・・・女の子・・・なんだったな』

『それを思い出した瞬間・・・なぜか俺は冷や汗がドバドバ出てくる』

『なぜだろう・・・自分の体のはずなのに』

『自分の体のはずなのに、自分の体ではない感覚が否めない』

『・・・いつもの風呂なのに・・・』

『今の俺は・・・めちゃくちゃ入りづらかった』

『入ったら・・・なんか除きじゃないけどそんな感じになってしまいそうな気がした』

『別に覗きじゃないのに』

『・・・それでも・・・入らないわけにでも行かない』

『俺は・・・迷いに迷った』

『何かいい方法はないのかと・・・必死に探し続けた』

・・・

『結果・・・いい方法なんてなかった』

『俺は諦めて、普通に風呂に入った』

『その中で、俺は極力上を向いた』

『鏡を見ないようにした』

『だが・・・体を洗う時は・・・どうしても触れてしまうので・・・』

『自分の体なのに、なぜか申し訳ない気持ちになってしまう』

『一瞬そのことに気づいて、我に返るのだが』

『けどやっぱり鏡を見ることはできなかった』

『だが・・・体を洗ってると分かる』

『これは紛れもない・・・女の子の体だ・・・』

『肌はすべすべ、柔らかい』

『まさか、この感触を自分の体で味わえるとは・・・思いもしなかった』

『そして、女の子で一番大変だなと思ったのは』

『まあまあすべすべ肌を保つとかそういうのは置いといて』

『ショートヘアの子を見ても、やはり男よりは髪が長い』

『さらにロングヘアともなるとシャンプーにおもくそ時間がかかってしまう』

『それを今日俺は・・・この身で体験した』

『俺の今の髪はロングヘアなので・・・いつもはすぐに終わったシャンプーも』

『今回はかなりの時間を要した』

・・・ふぅ〜・・・

『そして、俺は一通りやることをやって、湯船に浸かる』

『もちろんこの時も、俺は上を見ている』

・・・

『だが、俺も元々男』

『興味がないと言えば・・・嘘になる』

『体が変化した時から分かっていた』

『・・・そう、胸だ』

『B3ほどデカくはないが、それでも多少はあるようだ』

『なんとなく、でかい人は肩こりがとかって聞いたことあるが』

『まさにその通りかもしれない』

『まあ俺はB3ほどデカくはないのでそんな肩こりを感じるほどではないが』

『そして、B3から俺の好奇心との戦いが、始まった』

『自分の体なので、知るべきところは知っておかないといけないかもしれないが』

家それでも触れたら負けな気がするのだ

『俺と俺の好奇心の戦いは、かなり長引いた』

『・・・そして、数分に及んだ戦いの末・・・勝ったのは・・・』

『・・・ふむ、これが俺の胸か』

『勝者、俺の好奇心』

『うむ、やはり俺も元々男』

『男ならほぼ誰しも持っているこの好奇心には敵わなかった』

『・・・しかし・・・』

『・・・こんなに柔らかいんだな』

『俺は、さきほどの冷や汗はどこやらそんなのはすでに消え失せ、感動に浸かっていた』

『これが・・・女の子というものなのだろうか・・・』

『と、俺は一度触ったら、そこから手が離せなかった』

『自分の体で何をやっているのだろうか』

『傍からみたら・・・誰しもそうおもうだろう・・・』

『だが、胸をひたすらに揉んでいる俺には・・・そんなこと欠片も考える余地はなかった』

『そんな感じで、俺はひたすらに自分の胸を揉みまくったのち、風呂から上がるのでした

neo(女性化)

ふい〜・・・貴重な体験だぜ〜・・・

『開口一番、俺はそう呟く』

『そう、彼女なんてできたことない俺には女の子の胸を揉むなんて体験したことないんだから』

『それを自分でやるとは・・・貴重すぎる体験だ』

『そして、このことから、俺は完全に女の子になってしまったことが証明されたわけだが』

neo(女性化)

・・・さて、明日からどうしたものかな〜・・・

『と、俺は明日の心配をする』

『こんなのをみて、「お〜neo〜」とは絶対にならないからだ』

「だが・・・女の子になった瞬間から」

「今日まで着てた服はブカブカでこんなの着たらズボンが重力に従順になってしまう」

「ということは・・・やはりB3に貰ったこの格好で行くしかないのか・・・」

「と、結局俺は諦めて、この格好で行くことを決めた」

「・・・さて、どう説明したらよいやら・・・」

誰ぇ!?

(朝です)

『私立高校』

『俺が通っている学校だ』

『その通り、市立の高校である』

『俺はその学校の2年だ』

『ってことは、一番美味しい時JKになったってことか・・・』

・・・やべぇな・・・

『まあとにかく・・・女の子となってしまった俺は』

『今日から女の子として学校生活を送らねばならない・・・』

『そして、今日が女の子になって初めての登校』

『ほぼ100%、転校生か何かと間違われるだろうな』

『それならB3と一緒に行けばいいじゃんって思う方もいるかもしれない』

『だが、B3は俺よりも早く家を出るため一緒に登校しないのだ』

『まあ、たまにならするけど』

neo(女性化)

あ〜・・・全然欠片も変わってないな・・・

『・・・俺は、ほんの少しだけ期待をしていた』

『・・・それは、漫画とかでよくありそうな"一度寝たら戻っている"ということだ』

『だが、現実は全くそんなことはなかった』

『俺は銀髪ロングヘアの美少女のまま、起床した』

neo(女性化)

あ〜・・・正味学校行きたくないな〜

neo(女性化)

まさか・・・めんどい以外で学校に行きたくないなって言うとは思わなかったな

『まあ、それでも結局俺は登校しないといけない』

『・・・なぜなら・・・』

B3(女性)

『neo!明日の学校ちゃんと来なさいよ!絶対だからね!』

B3(女性)

『休んだら高い物とか課金カード奢ってもらうから!』

『・・・と、まるで鬼のような言葉の釘を刺されたからだ』

neo(女性化)

・・・はぁ・・・こう言われたら仕方ねーよな〜・・・

『と、俺はため息をつぎながら準備をする』

『そして、準備ができてから、俺は家を出るのであった』

・・・

『家を出た』

『俺はこの格好のまま・・・家を出た』

『まあ・・・確かに見た目は女の子そのものだから怪しまれないだろうけど』

『俺が違和感でしかないのだ』

『・・・そして何よりも・・・』

『股間がスースーする・・・』

『・・・そう思わずにはいられなかった』

『タイツを履いているとはいえ・・・』

『それでもありえないほど股間が涼しい』

『女子は、冬場でもスカートで居る人もいるから』

『この気分を味わった後に思うとこは・・・』

『・・・女子ってすげー・・・』

『・・・これに限る』

と、俺はひたすら、女子の凄さに感心しながら学校へと足を進めるのでした

『・・・住宅街を抜け、繁華街に出た』

『本当はこんなところ出たくない』

『だけど、この道しかないのだ』

『いや、あるにはあるが、多分遠回りになる』

『というわけで、俺はまあないとは思うが誰にも声をかけられないようにと祈りながら歩いていた』

・・・

・・・ん〜・・・やはり感じる

『繁華街は当然人が多い』

『そして、こんな顔この街では誰も見たことないだろう』

『店の人も含めて通りすがる人は・・・チラチラと俺の方を見てくる』

『中には、明らかに二度見する人もいる』

『あぁ・・・めちゃくちゃ視線に困る』

『まっすぐを見てても、だいたい誰かと目が合う』

『本当に、上か下しか目線の置き場がなかった』

『俺は、あまり見ないでほしいな〜と叶わぬ願いを願いながら、歩き続けた』

『・・・と、そんな時だった』

モブ

よ〜姉ちゃん!これからどこ行くの〜?

neo(女性化)

・・・へ?

『突然、前から誰かが声をかけてきた』

『それは、ちょっとチャラめな男だった』

『俺は少し首を上にして見上げる』

『あぁ、ちょっと前まではそんなことなかったのにな〜と思いながら』

モブ

姉ちゃん、これからちょっと遊びに行かない?

neo(女性化)

・・・え、ええ・・・?

neo(女性化)

(こ、これはもしや・・・)

neo(女性化)

(・・・ナンパというやつか!?)

『と、俺は冷や汗をかきながらその事実を知る』

『こ、これが・・・ナンパというやつなのか・・・』

『ナンパされるってこんな感じでなのか・・・』

『女の子は苦労してるんだな〜・・・と、俺は身をもって経験した』

モブ

姉ちゃん!どうする?なんとかいってよ〜!

モブ

俺、絶対に姉ちゃんを楽しませてあげられるからさ〜

モブ

今俺の股関がオーバーヒートしそうなんだよ〜!

neo(女性化)

(俺・・・男ですけど〜?)

『・・・ってめっちゃ言いたかったけどなんか言えなかった』

neo(女性化)

『しかもなんだよ、股関がオーバーヒートって』

『あまりにも突然の事で、声が出なかったのだ』

『そして、俺が声を出せない理由』

『・・・それは口調が完全に男だからだ』

『・・・こ、こんななりで、「俺」とか言ったら・・・めちゃくちゃ気持ち悪がられるよな・・・』

『あ〜いや・・・今こそは撃退するのが最善策だからそれでもいいのか・・・』

『そう思ったのだが、それでもやっぱり・・・』

『おれはなんとか声を出さずにこの場を去りたかった』

『・・・だが、何も思いつかない』

neo(女性化)

え、えっと〜・・・その〜・・・

モブ

そんな怖がらなくてもいいよ〜!

モブ

俺って女の子のアプローチに定評がある男だからさ〜!

neo(女性化)

(アプローチはあっても実は男を相手してるなんて思いもしないだろうな・・・こいつは・・・)

『そして、結局何も策が浮かばなかった俺は・・・』

『一つ・・・最終奥義を使うことにした』

『・・・俺は・・・このナンパ男に・・・お悔やみ申し上げる!』

neo(女性化)

フン・・・!

モブ

・・・んお?

『俺は、脚を後ろに振り上げて』

『そして、申し訳なさを痛いほど噛みしめながら』

『ターゲットに、命中させる・・・!』

『そう・・・男にしか分からない・・・あの苦痛をプレゼントしたのだ』

『そして、俺は猛ダッシュで学校に向かった』

『ナンパ男がどうなったのかは・・・俺には痛いほど想像がつく』

『まあ・・・今の俺には・・・きっと痛みは分からないんだろうけど』

続く!

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