テラーノベル
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みんながモブ子さんを保健室に連れていって、俺はどうすることも出来なかった。
その場に、座り続けた。
今後、どうしようか···なんで俺なのか、ずっと考えた。
日向
母さんたちの、ところに···帰りたいっ。
日向
俺には昔、母さんと父さんが居た。
至って普通の家庭だったし、別に何かあったわけじゃない。
普通に、幸せだった。
妹が生まれて、母さんたちの目は妹にいった。
甘えたかった、でも···今はって、何度も何度も思った。
妹は、大切。
だから、俺が甘えてちゃダメだって。
わがままも、全部。
そんなことがあったら、母さんと父さん、妹が死んだ。
他の鳥の襲撃に会い、甘えることを教わらず、わがままを言えず母さんたちは俺の目の前から消えていった。
その後、母さんたちが死んだのは俺のせいだと言われてきた。
そうなんだと解釈しても、もう母さんたちは居なくて···もう救えない。
だから···ずっと、毎日、自分を攻め続けた。
誰に何を言われようと、俺が全部悪いんだって。
嵌められたのも、追い出されたのも···。
警戒心が無かったから、ちゃんと見なかったから、みんなは俺よりもその人を愛すから。
それを覚えてれば、すぐに離れてたのに。
馬鹿だから···分からないんだ。
全部···わかんない。
バサバサッ
バサバサッ
日向
まだ、蛍たちは帰ってきてない。
だから、今のうちに羽を落としてよう。
誰にも気付かれなければ、このまま楽になれると思ったから。
パリンッ
日向
俺も、傷をつければ心配される?
大きな傷をつければ···。
そうすれば···いいのっ?
ザシュッ🩸
ザシュッ🩸ザシュッ🩸
日向
痛い。痛いけど···楽しい。
日向
俺は、傷を作ることに目覚めてしまった。
モブ子さんが自分で切っていたあの刃物を、コンビニで買って、何度も何度も自分の腕を、足を、手首を傷つけていった。
血が出ていること、簡単に切れることが楽しくて楽しくて辞められなかった。
これ、···蛍たちに気づかれちゃったらどうしよう···。
日向
日向
気付かれたって別にいい。
みんなは、俺のことが嫌いなんだから。
日向
最高だ。
もしものために、翼に包まろう。
バレないように。
ガチャッ
月島
月島
日向
蛍が帰ってきたんだ。
月島
月島
月島
日向
興味無いくせに。
月島
ザシュッ🩸
タラァ
月島
月島
血?
あ、切りすぎて毛布が血で染みてるんだ。
それが垂れて、見えたんだ。
月島
月島
影山
山口
月島
影山
山口
月島
影山
日向
ザシュッ🩸ザシュッ🩸ザシュッ🩸
楽しい。
心配してる声も、嘘っぽくて面白い。
笑える。
俺の事なんか、無視してていいのに。
だって、俺よりもモブ子さんの方が大事なんでしょ?
だから、···俺を見てくれないんだ。
バッ
月島
ギュッ
日向
月島
日向
日向
日向
月島
月島
日向
日向
日向
日向
日向
日向
日向
日向
日向
月島
月島
日向
日向
日向
日向
日向
日向
月島
月島
月島
日向
日向
日向
日向
月島
月島
月島
日向
日向
ギュッ
日向
月島
コメント
1件
めっちゃよかった ひなたぁ自分を傷つけないでよ 続き楽しみです((o(。>ω<。)o))