TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

イザナミ

お主には、ここに住んでもらいたいと思っておるからじゃよ

琳寧

…え?

イザナミ

妾もそろそろ後継者が欲しくてのぉ

イザナミ

その他にも理由は多々あるが、お主が丁度良いと考えたのじゃよ

イザナミ

こちらに来るには一度死ななければならんgー

おいてめぇ、調子に乗るなよ?

イザナミ

凛音

琳寧には琳寧の人生がある

凛音

てめぇだけの勝手な願いを押し付けるな。ましてや殺すなんて…

凛音

死ぬのはお前になるかもしれんなw

ピキッ

琳寧

(あれ、喧嘩…?)

イザナミ

お主、よう口が回る童じゃの

2度とその口開けぬようにしてやろうか

青嵐

そこまでにしてください

凛音

あ?

イザナミ

青嵐

イザナミ様、私たちは“今は“戦うつもりはありません

イザナミ

…いつかは戦うということかの?

青嵐

はい。お察しがいいですね

朱暖

琳寧様、ここで宣戦布告を…コソッ

琳寧

うん…

スゥ…

黄泉の国の王たるイザナミ殿、 私はあなたに“決闘“を申し込む!!

イザナミ

…!

イザナミ

おもしろい…受けようではないか

イザナミ

さて、何を賭けての“決闘“じゃ?

琳寧

私は…

琳寧

「貴女が現世に戻ってくること」を要求します

イザナミ

…無理と言ったら?

琳寧

いえ。私が勝てば、貴女に拒否権はないのでしょ?

イザナミ

…っふ。やはりお主はおもしろい人間じゃの

イザナミ

その要求は呑もう。ならば、妾が勝てば…

イザナミ

…どうしようかの…

イザナミ

「琳寧がこちらに住む」は、新たな争いを生みそうじゃから…

凛音

……

イザナミ

…琳寧よ。もっとちこう寄れ

琳寧

…?

イザナミ

…「ーーーーーーーーーー」。

琳寧

え?なん…で…?

イザナミ

自身が賭けるものは自身で決める。他人が文句を言ってはいけぬぞ?

琳寧

…わかりました…

琳寧

本当に、いいんですね?

イザナミ

あぁ。頼んだぞ

琳寧

…!

白蓮

琳寧ちゃん。もうそろそろ帰らないと…

玄翠

もうやるべき事は済んだし、早く戻らないと…

琳寧

分かった。

琳寧

ではイザナミ様。また会いましょう

イザナミ

うむ。楽しみに待っておるぞ

青嵐

それでは、開けますね

バリーン

フッ

琳寧

(みんな帰るの早…私も帰rー)

ガシッ

琳寧

?!

イザナミ

うおっ。そんなに驚かずとも良いであろう…

イザナミ

ほれ。簡単な手紙じゃが、持っていけ

イザナミ

お主の知りたいことが大体書いてあるはずじゃ

琳寧

(さっきまでの威圧感がない…人が変わったみたい)

イザナミ

それから…

琳寧

それから…?

次に来るときは、イザナギも連れておいで

琳寧

…え…

ドンッ(イザナミに突き飛ばされた)

イザナミ

ほれ、皆待っておるであろう。早う行け

琳寧

ちょ、イザナミ様…!

フッ

琳寧

あ…帰ってきた…

凛音

なんだあいつ、意味分からねぇことばっかり言いやがってよぉ

朱暖

まぁまぁ…

琳寧

ちょ、凛音。落ち着いてってば

琳寧

イザナミ様はあんな事言ってたけど、多分本心じゃない…と思うよ

イザナギ

すまないが、黄泉の国で一体何があったのか説明してもらってもいいかい?

青嵐

なら、私が説明させていただきますね

ー説明終了ー

イザナギ

そんな…ったく。一体何をしたいだ?

琳寧

あ、そういえば、イザナミ様が帰り際に「次はイザナギも連れてきて」と…

イザナギ

イザナギ

もしかしてあいつ…

玄翠

どうしたんですか?

イザナギ

いや。やっぱりなんでもない

琳寧

…?

琳寧

(あ、そういえばこの手紙…)

神器

(それに関しては、言わないほうがいいでしょう)

琳寧

(神器さん…)

神器

(その話は、内容を読んでから話すべきでしょう)

神器

(言うか言わないかの判断も含めてですがね)

凛音

(何かあったのか?)

神器

(まだ秘密の事。深く突っ込んで来るな)

凛音

(この野郎…!)

琳寧

(お願いだから喧嘩しないで…)

救い主〜神様編2〜

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚